魚市場ブログ

ケンケン漁

2021年06月08日

横浜中央卸売市場では
カツオ好きの仲卸が、
たまさか通路を隔てて並んでいます。

仲卸・浜喜
静岡・御前崎からの奴が

仲卸・元初にも

左から、
和歌山・ケンケン漁、
勝浦・巻網漁、
勝浦・引き網

と3パターンの漁で獲って来たのが並んでいました。
カツオ漁と言えばあとは御存知一本釣り!ですよね。

ケンケン漁(引き網漁)とは、
主に10トン未満の小型漁船で
船の両側や中央から長い竿をはりだし、

その竿から釣り糸で擬餌針をたらし、
船を走らせながら、餌が泳いでいるようにみせて
カツオを1本ずつ釣りあげる漁法です。

和歌山の引き網漁をケンケン漁と呼ぶ
ケンケン漁の歴史は古く明治の初め頃、
和歌山県の串本からハワイに大勢の人が移民し、
その中の串本町田並の人達がハワイの島民とともに改良した漁法とされています。

その後、明治41年(1908年)に
ハワイから改良されたケンケン漁を逆に田並に伝えて国内で広まりました。

ケンケン漁の名称について諸説は色々とありますが、
ハワイのカナカ語で羽を使ったルアーをケンケンと呼んでいたことや、
水揚げ時にカツオが水面をケンケンするように飛び跳ねることともいわれています。

しかし、カツオくんは、アニサキスの事件発生後
スーパーの店頭から姿を消してしまったところもあり
消費、魚価とも低迷中でございます、もったいないですね。
何せ、カツオの虫やアニサキスは以前からあったもので
間違った報道には困ったものです。

また、カツオの良し悪しは、捌いてみないとわっからない!
ってこともあり、なかなか目利きが難しい魚でもあります。

しかしながら、仲卸にも、こうしてカツオ好きな人間がいるように
私もそれに倣いの人間ですが、昇り、戻りの両カツオとも
魚の中では、旨い!の筆頭に置く人も多いかと。

そうそう、類似のスマガツオ、ハガツオなども
味のいい魚として有名なんですよ。

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