魚市場ブログ

【秋の北海道産シャコ】爪が最高のつまみ!!

2025年10月31日


北海道の海の恵みといえば、ウニやホタテ、カニ…と並んで忘れてはいけないのが「シャコ(蝦蛄)」です。

見た目は少し不思議な形をしていますが、食べてみると身は繊細で甘く、まさに知る人ぞ知る海の逸品。

写真のシャコは、北海道石狩・厚田で加工されたマルカツ三浦商店の特選シャコ
無添加で仕上げられ、素材の旨みがしっかり生きています。秋漁のメスで、卵こそ持っていませんが、身の締まりと甘さは抜群です!!

この日は仲卸さんから、シャコの爪をたっぷり袋でいただきました。
普段はなかなかお目にかかれない部分ですが、これがまた最高のつまみになるんです。

殻付きのままゆでられた爪を、手でつまんで中の身を取り出すと、
プリッとした身が顔を出します。小さいながらもシャコらしい甘みと旨みがギュッと詰まっていて、
口に入れると海の香りとほのかな塩味がふわっと広がります。

まさに「市場で働く人の特権」みたいな味わい。
立ち話しながら手でつまんで食べるだけで、なんだか贅沢な気分になります。

殻のすき間から指先で押し出すようにすると、白い身が出てきます。

あとはそのままパクリ。ほんのり甘くて、噛むほどに旨みがにじみます。
秋の北海道シャコ、爪まで味わい尽くす。これこそ市場でしかできない、最高の食の体験です。

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