今日は、真牡蠣について色々と調べました、
春から夏にかけて各地で報じられた「大量死」のニュースがきっかけでした。
ところが、ニュースや産地の情報を追い、仲卸さんにも話を聞いてみると、見え方は大きく変わりました。確かに影響を受けた地域はあるものの、その一方で、生き残った牡蠣に栄養が集中し、産地によっては例年以上に身入りが良くなっているという状況が出てきています。
宮城県・石巻の真牡蠣は、今季は成長が遅れたものの、検査会などでは身入りが回復してきているとされています。すべてが同じ状態ではありませんが、条件の良いロットは殻を開けた瞬間に分かるほど身が詰まっているそうで、これから本番を迎える産地という印象です。

三重県・浦村の真牡蠣は、今年の身入りの良さが報道でもはっきり伝えられている産地です。水揚げ量も安定し、身入りが良いという評価が多く、殻付きで見ても重さが違うと言われています。今年の牡蠣を語る上で、外せない存在です。

岩手県・山田湾大沢前の真牡蠣は、冬に入ってから一気に仕上がってくるタイプの産地です。全国的に派手なニュースは少ないものの、現場では身入りの良さを感じる声が多く、殻いっぱいに身が入った牡蠣が増えてきているそうです。ただし、出荷状況は海域ごとに変わるため、タイミングの見極めが重要になります。

大量死という不安な話題から始まった今シーズンですが、調べていくと、石巻・浦村・山田湾大沢前はいずれも「身入りが本当にいい」と言える状態に仕上がっています。今年の牡蠣は、見た目の迫力と食べたときの満足感を楽しめる、そんな年だと感じています。