魚市場ブログ

伝統技術600年の歴史を持つ堺菊守包丁

2023年10月02日

大阪堺は、古くから刃物の名産地として知られ、その伝統は600年以上にわたり受け継がれてきました。この地域の豊かな歴史は、仁徳陵を中心とする中百舌鳥古墳群によって今も物語られています。5世紀には、この古墳を築くための多くの道具が作られ、その基盤となる鍛冶技術が築かれました。

反正天皇陵

堺菊守 600年の伝統を誇る本職用包丁

その技術は、戦国時代を迎えると日本刀や鉄砲の製造にも活かされました。さらに、16世紀にポルトガルから日本にタバコが伝わった際には、その葉を刻む「タバコ包丁」の需要が急増し、堺の刃物職人たちの技術が更に磨かれました。そして、明治9年の廃刀令により、日本刀の製造が制限された後も、その深い伝統と技術は和包丁の製造に生かされ、現代まで受け継がれています。昭和57年には「堺打刃物」が「伝統工芸品」に指定され、その価値が国内外で認知されています。

特に堺菊守の柳包丁は、美しい仕上がりとその切れ味で知られています。実際に目にすると、その美しさと高い品質に驚かされます。横浜市中央卸売市場の関連棟にある三河屋商店さんでは、この堺菊守の柳包丁をはじめ、牛刀や出刃包丁など、さまざまな種類の包丁を取り扱っています。

 

もし、本物の和包丁を体験したい方は、是非とも三河屋商店さんを訪れて、堺の伝統技術が生み出す美しさと機能性を手に取って感じてみてください。

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