魚市場ブログ

来場者2万人超える!

2023年11月06日

先日の土曜日は、横浜の海沿いである山内埠頭が華やかに賑わいました。その理由は、「さかな文化祭2023」の開催でした。例年、みなとみらい21地区で楽しまれていたこの祭典が、今年は新たな息吹を受け、市場の隣接地で初開催されました。

記録的な来場者数となる2万人を超える海の恵みのファンたちが、このイベントに集結しました。横浜市中央卸売市場が主催するブースでは、市場の顔ぶれである9つの事業者が出店し、その日の新鮮な海の幸を始め、普段は手に入りにくい特別な海鮮料理や直送の野菜・果物を提供して、訪れた人々の舌を魅了しました。

特に注目を集めたのがタッチプールです。ここでは、市場で実際に扱われている魚に直接触れることができ、大人から子どもまで多くの来場者でにぎわいました。海の生き物とのふれあいを通じて、海の大切さや魚について学べる絶好のチャンスとなりました。

さらに、ステージでは海や魚に関する教育的なイベントが行われ、参加者は海の生態系や水産についての知識を深めることができました。

このような盛りだくさんのプログラムを通じて、水産庁は日本の水産物消費の促進を図り、毎月3日から7日を「さかなの日」と位置づけ、特に11月3日から7日は「いいさかなの日」として、水産物の魅力を広めるための取り組みを推進しています。

毎月3日から7日は「さかなの日」

今年のさかな文化祭は、海の恵みへの新たな興味を引き出し、私たちの食生活に対する意識を一新させる素晴らしい機会となりました。海と共に生きる街、横浜の真髄を感じられる一日でした。来年もこの伝統が続き、更に多くの人々が海の豊かさを知り、楽しめることを願っています。

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