魚市場ブログ

小さければ小さいほど

2025年06月23日

このサイズの魚だったら

普通は価値がありませんよね。
しかしながらこの「新子」に限っては例外でございます。

魚が成長するにつれて名前が変わる出世魚の一種で、
「新子」は最も小さいコノシロの稚魚の時期を指します。
6~8月頃に漁獲され体長は4~6cm程度。
とにかく、小さければ小さいほど価値があり、値が張る稀有な奴でございます。

高級な江戸前鮨のネタで
酢の締め方や塩加減、漬け加減は店によって異なり、
それぞれの店の個性を楽しむことができます。
でもまあ、寿司職人にとってその人の腕を試される、そんな魚なんですね。

なによりお値段の方も、
ここでは書き込めませんが
とんでもない価格にびっくりさせられます。


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