魚市場ブログ
イボダイ(エボダイ)
2025年06月10日 お魚ニュース
御立派なエボダイが
静岡県からやって来ました。
実は本名はイボダイ
でもその名前で呼ばれることは少なく、
関東では「エボダイ」
関西では「シズ」とか「ボウゼ」と呼ばれます。
高知県では「バカ」と呼ばれる事もある魚です。
生息域
幼魚は表層性でクラゲの傘の下で成魚は大陸棚上の低層に生息しています。
成長
産卵期は春〜夏で
1歳で約14センチ、2歳で17センチ、3歳で19センチ前後、4歳で20センチほどになる。
調理
鮮魚は塩焼き、煮つけなどにするが、
この位のサイズなら刺身もいけますね。
類似魚
以前は『シズ』と呼ばれる干物が出回ってましたが、
その原料は※バターフィッシュ
バターフィッシュは、
北米大陸の東海岸に生息するマナガツオ科の魚で、
イボダイの代用魚として日本で輸入されることがあります。
マナガツオ科だけに
干物ならこっちの方が旨かったですね。