魚市場ブログ
産地紹介
温暖化による恩恵
2025年07月14日
全国的に時化模様の様子で なんとも入荷が少ない週開けでございます。 そんな状況ではありましたが 千葉は館山から「チャンバラ貝」 そして温暖化の恩恵にあずかる魚、2種が小柴から 一時不漁で心配をされた小柴漁港の4月~5月 その不漁原因は意外なことに、水温が上がらなかったのが一因だったとか こんだけ温暖化が叫ばれていても、海の中はわからんものですね。 明日に期待しましょう。
物部川・天然鮎
2025年07月12日
高知県・物部川では中流部にある杉田ダムの下流域を 平成23年(2011年)から、水質改善、植林などの環境改善も進行させながら、 100%天然アユに転換し今に至っはいます。 「利き鮎会」でグランプリ、準グランプリを獲得しているそんな魚です。 手にしてみると 体表のざらざら感など 養殖物のぬめっとしたそれとはまるで違いました。 今日は桜木町のコレットマーレの地下にあるサミットさんで 「横浜中央市場がやって来た!」 13:00~17:00までこの魚も含めて 仲卸4社でいろいろと販売を致します。
市場休明けの今朝
2025年07月10日
水曜日の市場休明けの横浜は快晴でございます! 市場の周囲はこの光景 帷子川、ホテル、マンション、音楽専用ドームなどに 囲まれています。 さて今朝も平塚の朝どれ その中にこの魚 スマガツオでございます。 そして鮪のセリ場は 鹽竈の巻網に混ざり、松前から船上活〆のかわいいのが 身質はこんな感じ 北海道からは鰯 そして獲れるようになってしまったブリの姿も
今朝の平塚
2025年07月04日
午前6時、平塚から朝どれが届きました! 平子鰯(マイワシの幼魚)がメインでしたが 立派な鱧 活けのこの姿も マツダイ 相模湾では近年増えていて、夏の魚として認知されつつあるようです。 最大80㎝にもなる、まとまって捕れる魚ではなく やや高値かな。
札幌中央卸売市場(水産部)
2025年06月20日
6月16日(月)札幌中央卸売市場に出向く 時間は6:45分、仕入れ資格を保有する人とセリ場側から進入をいたしました。 流石のセリ場 『いちばいちばん』のキャッチ キワダと箱にありますが、ヤナギノマイの姿が 噴火湾のブリも10㎏upがぼちぼち入荷 こちらが仲卸の売り場 仲卸の数、23社、扱い数量6.3万トン 段ボールに入れられた旨そうなチルドの干物が特徴的です。
梅雨下鯵
2025年05月27日
ここ横浜では感じませんが、どうやら全国的に時化て居るようです、 明日は休市ですが、昨日に続き魚が少なかった横浜中央市場 でもそんななか午前6:00ちょい前に 今朝も湘南の海、平塚から魚がやってきてくれました。 活魚は石鯛、お年寄りと(クチ黒・若) そして鯖、鯵 鯵はこれからどんどん美味しくなってまいりますよね。 梅雨の時期に水揚げされる中小の鯵は、 通年よりも脂がのっていて美味しいとされています。 特に梅雨時期に獲れる鯵を「梅雨下鯵(つゆしたあじ)」と呼ぶ地域もあり、 旬の美味しい鯵を味わうことができます。 こちらの山は、鯵のメッカ 長崎・松浦からの「地鯵」(地元で捕れた鯵)
大磯漁港
2025年05月22日
昨年の春から大磯市で有名なところから 横浜市場に魚がやってくるようになりましたが、 しかしながら今年に入ってからは不調が続いてます。 この漁港にはこんなおしゃれな施設がございます 2階は食堂 1階は魚&野菜の地元産品直売所になってます またこの建物の近くにはBBQができるところもあります。 そして脇の海岸では5月~10月位まで 「アオバト」が山から海水を飲みに来る!そんな光景も見られますよ。 どうです、一度訪ねてみてはいかがですか。
平塚漁港
2025年05月21日
このところほぼ毎日横浜市場に魚を届けてくれる 平塚の川長、日海さん。 そんな平塚漁港に昼からぶらり、 以前は馬入川(相模川)の河口から少し上流の左岸に漁港がありましたが 海から川に入ってくるのは海流、水流とか何かと安全上の問題があり、 河口の開口部脇に施設を移しました。 午前0時~3時に沖合の定置網に魚を捕りに そして接岸をし、ここで水揚げした魚を選別、 そして箱詰めをし 横浜市場には午前5:30~6:30に届けてくれます 横浜市場ではこのセリを「追っ駈け」と呼んでいます。 日海丸 川長丸 昨日はスタッフが漁網のメンテナンスをしてましたよ こんな企画も張り出されておりました。
島根・大田・五十猛漁港
2025年05月20日
大田は「おおだ」と読ませます、 『一日漁』と呼ばれる夕方にセリがある島根・大田 かつてこの地を訪ねたことがありました。 なかなか味の、風情のある漁港、 沈む夕陽がお似合いのそんな漁港です。 横浜市場にはその漁港・ 勝部商店さんから素晴らしい魚がやってきます。 本日入荷の魚達 日本海側、特に冬場は時化が多く、 そして風よけ、風裏になる場所も少なく 小型船の出漁日数は太平洋側に比べるとはるかに少ないのが実情ですが 気張っていい魚を届けてくださいます、ありがとう!