魚市場ブログ

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島根の海から、「ヨロイイタチウオ」

2025年11月07日
今日はこの魚を紹介します。名前は、島根県産「ヨロイイタチウオ」島根では「ヒゲダラ」なんて呼ばれることもあります。ちょっと深い海の底に住んでいる、白くて細長い魚です。名前だけ聞くと強そうですが、顔は意外とかわいくて、どこか愛嬌があります。 この魚、体が細長くて、背びれと尻びれがずーっとつながっているんです。あごの下からヒゲみたいなものが伸びていて、それが「ヒゲダラ」と呼ばれる理由みたいです。本当のヒゲダラとは別の種類なんですけど、見た目がそっくりなので、漁師さんたちの間では同じように呼ばれています。 ヨロイイタチウオは深い海、だいたい水深100メートルより下の砂地に住んでいて、 島根だと浜田や大…

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佐島・イスズミ

2025年11月06日
横須賀・佐島から イスズミが入荷をしていました。 この魚、釣りあげると糞をまき散らす習性があり 「うんこたれ」「ババタレ」とも呼ばれているようです。 2000年代まで日本において市場価値が低かったため 日本近海に4種存在する事がわかっておらず、 まとめてイスズミと扱われることが多かったそうですね。 旬は寒い時期 この魚を旨いという人もいれば、 夏場はうんこ臭い、磯くさいと、悪く言う人もいる いわば毀誉褒貶のある奴でございます。 でもね、評価の価値の低い魚をうまく調理できれば 儲けにつながりますよね。

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ゲンゲ

2025年11月05日
青森から来てました! ゲンゲでございます。 もっぱら富山湾や日本海側の深海に生息しています。 全身がゼラチン質、 ヌルヌルした見た目の悪さ、不気味さから、 かつては「下の下(げのげ)」と呼ばれていました。 しかしながら昨今では その美味しさとコラーゲン豊富な栄養価が注目され人気が高まっています。 漢字では「幻魚」と書かれ、 天ぷら、唐揚げ、干物、みそ汁など、様々な料理で親しまれています。 そうそうゲンゲには沢山の種類があるようです。 アゴ、カムチッカ、カンテン、クロ、シロ、タナカ、ノロ さてどうなるか、新大臣の決断やいかに。  

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ガスエビ

2025年11月04日
見た目があまりぱっとしない そんな海老を仲卸・坪倉水産で発見しました。 京都から入荷のガスエビでした。 このエビ、見た目とは裏腹なんですよ。 その甘み、旨みは甘エビ以上との評判です。 ただ鮮度落ちが早いので、石川県をメインとする北陸地方のでは ほとんど地元で消費をしてしまう それ以外のエリアでは「幻の海老」扱いでございます。 人様同様、見た目で判断しちゃあいけませんね。 緑の卵も御覧ください。

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来年小坪を吸収合併

2025年11月03日
神奈川新聞にこの記事発見 湘南漁協 大楠(佐島)・葉山・鎌倉・藤沢 の4漁協に 来年早々、小坪 が吸収をされる。 湘南漁協の存在も知らなったですが 正組合員が20名以下になると解散をしないといけない、 そこらも全く無知でしたね。 鎌倉からは5月頃からアオリイカが入荷して来ますが 葉山、藤沢からの魚は おそらく今まで見たことがございませんですね。 合併後は正組合員と准組合員合わせて397人となり みうら漁協に次ぐ県内2番目の規模に。 加工場やレストラン等、地産地消の取り組みも今後模索とのことです。 各地域の特色 大楠   定置網、巻網がメイン 鎌倉   鮑、サザエ 小坪   わかめ、シラス

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スミヤキ

2025年11月02日
ここなん日か 横須賀・佐島、大翔水産から入荷があります スミヤキ(本名 クロシビカマス) 最大で80cmにもなるらしい。 脂が強く皮の方から長く硬い骨が身に伸びていて、 食べにくいことから、 食べる地域と食べない地域がくっきり分かれるそうです。 当然、流通にはあまりのらない魚ですが 小田原ではスーパーなどにも並ぶ人気の食用魚となっていて この地域が最もよく食べているみたい。 皮付近に強い骨があるために、 単に皮を引いてもダメで、身をスプーンなどでかきだすのが一つの調理方、 かきだしは頭部から尾にむかってかきだすのが肝。 なめろう、たたき、ミンチにして揚げボール等いかがでしょうか。 ちなみにただ…

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アカサバ(ハチビキ)

2025年11月01日
700g以上になると、その味が格段アップするといわれている アカサバ、本名・ハチビキ 今朝は、仲卸・伊勢三にその大型が並んでいました。 確実に700gアップ 比較的暖かい海域のやや深場にいる大型魚です。 身色が赤いのが名前の由来で 鮭同様本来は白身の魚なんですよ。 この赤い色合いは色素からくるもので カツオなどの赤身魚がヘムタンパク質ミオグロビンで赤いのとは根本的に違っている。 関東エリア等では「赤鯖」と呼ばれてかつては扱いにくく非常に安い魚であった。 それが長崎県、鹿児島県などが ていねいな荷の作りをして出荷するようになり評価が上がり。 現在、大型は高級魚の位置づけに。 旬は4月前後から8月…

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【秋の北海道産シャコ】爪が最高のつまみ!!

2025年10月31日
北海道の海の恵みといえば、ウニやホタテ、カニ…と並んで忘れてはいけないのが「シャコ(蝦蛄)」です。見た目は少し不思議な形をしていますが、食べてみると身は繊細で甘く、まさに知る人ぞ知る海の逸品。 写真のシャコは、北海道石狩・厚田で加工されたマルカツ三浦商店の特選シャコ無添加で仕上げられ、素材の旨みがしっかり生きています。秋漁のメスで、卵こそ持っていませんが、身の締まりと甘さは抜群です!! この日は仲卸さんから、シャコの爪をたっぷり袋でいただきました。普段はなかなかお目にかかれない部分ですが、これがまた最高のつまみになるんです。 殻付きのままゆでられた爪を、手でつまんで中の身を取り出すと、プリッと…

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農林大臣

2025年10月31日
あっという間に10月も終わりました 残すところはもう2ヶ月です。 今年はどんな歳末になるのでしょうか。 さんまの想定外豊漁 そしてそれに続いたスルメイカの予想外 結果枠を超えて3月までの休漁措置については いろんなところで波紋を呼んでいますね。 話変わりますが 素晴らしい農林大臣が就任をしてくれました 彼は「農」の方がスペシャリストの様ですが あの志、姿勢で水産業の方も 是非改革をしていただきたいと思いますね。 主要のポストは そこにふさわしい人物がそこそこの期間勤めないと 変革、基盤整備にはつながりませんから。 全国の中央卸売市場のトップもまた然り!

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カスべのほっぺ

2025年10月30日
『鱈のほっぺ』という食材はありますが 今朝は 『カスべのほっぺ』を発見! コラーゲンが豊富で、 プルプルした身と軟骨のコリコリした食感が特徴で、 唐揚げや煮つけなどにして食べられます、 1匹から2つしか取れない希少な部位とのことであります。 値段は記せないですが 高価ではありませんから、一度試してみてください。 ちなみに売っていたのは仲卸・八丁徳さんでした。 あっこれもこの店に置いてありました ニギス、天婦羅用、これは便利! こちらもお手頃価格でしたよ。

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