魚市場ブログ

魚市場ブログ一覧

市場休明けの今朝

2025年07月10日
水曜日の市場休明けの横浜は快晴でございます! 市場の周囲はこの光景 帷子川、ホテル、マンション、音楽専用ドームなどに 囲まれています。 さて今朝も平塚の朝どれ その中にこの魚 スマガツオでございます。 そして鮪のセリ場は 鹽竈の巻網に混ざり、松前から船上活〆のかわいいのが 身質はこんな感じ 北海道からは鰯 そして獲れるようになってしまったブリの姿も

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似てるけど別モノ!アカシタビラメとクロシタビラメ

2025年07月05日
今日紹介する魚は、「アカシタビラメ」と「クロシタビラメ(クロウシノシタ)」この見た目も似ている2種類! まず「アカシタビラメ」。名前の通り全体的に赤みがあって、体もふっくら厚みがあります。 一方、「クロシタビラメ」は黒っぽくて細長く、まさに舌みたいな形で、周りに黒い縁取りがあります。 ひっくり返して裏を見るとさらにわかりやすくて、アカシタビラメは裏も赤く赤いいライン、クロシタビラメは白っぽくて、黒いラインがよく見えます。 調べてみると、生息している場所も違うそう。アカシタビラメは関西から九州の海で多くとれて、クロシタビラメは東京湾とか関東あたりでよくとれるみたいです。旬もちょうど今(7月)くら…

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鎌倉・小坪から カミナリイカ(モンゴウイカ)

2025年07月04日
鎌倉・小坪から追っかけで届いたモンゴウイカ。ずっしりと重くて見た目も立派。「モンゴウイカってこんなに大きかったっけ?」 モンゴウイカの最盛期は4月〜7月頃。つまり、今が旬のラストスパート。まさに「食べ納め」にふさわしいタイミング!! 実はこのモンゴウイカ、正式には「カミナリイカ」っていう名前らしい。地域によってはスミイカと呼ばれたりもするから、ちょっとややこしい。 でも、背中にある目みたいな模様”が特徴で、これがあると「あ、モンゴウだな」ってわかる! 身は分厚くて、刺身にするとねっとり甘く、加熱するとプリッとした歯ごたえ。寿司にしても美味しいし、炒めても煮ても存在感がある。 イカってこんなにう…

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季節を告げる小さな高級魚

2025年07月04日
今日紹介するのは、初夏の風物詩「シンコ」!!つやつやとした小さな魚体に、なんとも言えない存在感 シンコとは、コハダの若魚、成長すればコハダやコノシロと呼ばれますが、今の時期だけ市場に並ぶこの姿は、まさに旬の証 とにかく小さくて繊細!! 浜名湖や舞阪から始まり、これからは天草や船橋のものも出てくる頃でしょうか毎年、このシンコの登場を楽しみにしている寿司職人や食通も多いと思います。 今年もシンコの季節が始まったな!!

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今朝の平塚

2025年07月04日
午前6時、平塚から朝どれが届きました! 平子鰯(マイワシの幼魚)がメインでしたが 立派な鱧 活けのこの姿も マツダイ 相模湾では近年増えていて、夏の魚として認知されつつあるようです。 最大80㎝にもなる、まとまって捕れる魚ではなく やや高値かな。

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ヤマブキハタ?

2025年07月03日
今日紹介する魚は「ヤマブキハタ」。 市場で仲卸さんに「これ、ヤマブキハタって知ってる?」と聞かれて、まったく聞いたことがない魚だったので、その場では「へえ〜」なんて言いながらごまかしてしまいました。でも、名前の響きも気になるし、何よりその見た目にびっくり。全体が山吹色というよりも、まるで黄金色のような鮮やかな体色。模様もなくて、シンプルで美しい魚だなと思いました。 あとで調べてみたところ、ヤマブキハタは沖縄や小笠原諸島、伊豆諸島などの暖かい海に生息するハタの仲間で、ハタ科の中でも比較的珍しい種類。そんな南の魚かと思いきや、今日見たものはまさかの「静岡産」。これはちょっと驚きました。こんな魚が静…

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横浜市場×インバウンドツアー

2025年07月03日
今日は、インバウンドツアーを始めてもうすぐ2年ということで、現在のツアーの様子を紹介したいと思います。 今では朝の横浜市中央卸売市場に、外国のお客様が訪れるのもすっかり日常の風景になりました。JTBを通して、デンマークの旅行会社「we torabel」や、東京の「80days Japan」などからの依頼が増え、ヨーロッパやアジアを中心に、さまざまな国からゲストが訪れています。   ツアーは朝5時に集合。「Good morning!」と挨拶しながら到着したゲストと一緒に、まずは競り場を見学します。ずらりと並ぶ魚の間を歩きながら、プロの仲卸の方々が真剣に魚を見極めている姿を間近に見られま…

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屈指の・・・・

2025年07月01日
神津島から入荷をしたこの魚 左上の魚の尻あたりから白いものがちょいと見えます これ脂、ってことは体形から推し量ってもバッチリの脂の乗り 旬はまさに今、所から初秋 見た目とはうらはらで鱗はあまり硬くなく取りやすい 皮はしっかりしていて骨はあまり硬くはない。 透明感のある白身で血合いが非常に美しく 熱を通しても強く縮まないで軟らかく、あらなどから実にいいだしが出る。 難点は屈指の高級魚! アオダイさん。

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熊本のマテ貝、そろそろ食べ納め

2025年06月30日
今日紹介するのは、熊本県産のマテ貝! 干潟で春から初夏にかけて姿を見せる、ちょっと不思議な貝マテ貝!見た目は細長くて、市場で見かけたとき、思わず手に取ってしまう存在感があります。実はこのマテ貝、熊本では塩をふると飛び出してくる貝としても知られていて、潮干狩りの人気者でもあるんです。 マテ貝は、干潟や砂地にまっすぐ縦に潜って生活していて、潮が引くと砂の表面にポツンと小さな穴があきます。そこに塩をひとふりすると、 驚いてにょきっと顔を出す。その瞬間を狙って素早く手でつかむという、捕り方が地元では昔から親しまれています。 そんなマテ貝の旬は、熊本では春から初夏、だいたい3月から6月ごろまでがメインと…

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プライドフイッシュ

2025年06月30日
プライドフィッシュとは、 全国漁業協同組合連合会(全漁連)が中心となり、 各都道府県の漁業協同組合連合会(漁連)、漁業協同組合(漁協)が選定した、 漁師が自信をもって推奨する魚介類のことです。 各都道府県で旬を迎える魚介類を選定し、 消費者へ「本当においしい魚」を伝えることを目的としています。 さて神奈川県の夏はといえば 横須賀・佐島の 西の明石、東の佐島と称されるほど有名なブランド蛸です。 佐島のタコは磯根に恵まれた環境で育ち、 豊富な餌を食べて成長するため、 身が引き締まり、噛むほどに甘みが増すのが特徴です。

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