魚市場ブログ
魚市場ブログ一覧
牡蛎の煮干し?
2025年06月25日
		これなんだと思いますか? 実は『牡蛎の煮干し』なんです。 出汁は濃厚で豊かな旨味 ラーメンスープやたれに漬け込んだり隠し味として利用できます、 また出汁を取ったあとに、そのまま具として食べられる優れものなんですね。 ちなみに広島産でございました。
		
		Hカニ(ヒラツメガニ)
2025年06月24日
		今日紹介するのは、「Hカニ」の名前でおなじみのヒラツメガニ。名前は前から知っていたし、味噌汁や塩ゆでで食べたこともあったけれど、改めて調べてみるといろんなことが分かって面白かったので、 今回はこのカニの魅力をご紹介します。 ヒラツメガニは、甲羅の中央に「H」みたいな模様があるのが特徴。それがそのまま「Hカニ」と呼ばれる理由になっているんですね。 地味な見た目だけど、味噌や内子の旨みがしっかり詰まっていて、塩ゆでや味噌汁にするとすごくいいダシが出る、実力派のカニです。 今回市場に入荷していたのはすべてオスでした。お腹のふた(腹節)が細長い三角形で、裏を見れば一目で分かります。実はヒラツメガニに限…
		
		チャンバラガイ
2025年06月24日
		千葉は館山から こんな形状の貝が 入荷をしていました。 通名 チャンバラガイ 本名 マガキガイ 高知県を中心に親しまれている貝で 貝殻の蓋の部分が刀のような形をしており、それを振り回すように動くことから 「チャンバラ貝」という名前で呼ばれるようになったそうです。 塩茹ででシンプルに食べるのがおすすめだそうですよ。
		
		小さければ小さいほど
2025年06月23日
		このサイズの魚だったら 普通は価値がありませんよね。 しかしながらこの「新子」に限っては例外でございます。 魚が成長するにつれて名前が変わる出世魚の一種で、 「新子」は最も小さいコノシロの稚魚の時期を指します。 6~8月頃に漁獲され体長は4~6cm程度。 とにかく、小さければ小さいほど価値があり、値が張る稀有な奴でございます。 高級な江戸前鮨のネタで 酢の締め方や塩加減、漬け加減は店によって異なり、 それぞれの店の個性を楽しむことができます。 でもまあ、寿司職人にとってその人の腕を試される、そんな魚なんですね。 なによりお値段の方も、 ここでは書き込めませんが とんでもない価格にびっくりさせら…
		
		場外施設
2025年06月22日
		市場を訪問してうらやましいって思えるのは 場外施設が充実をしているそんな市場ですね。 たまさか訪ねた札幌の中央市場は至近に『札幌朝市』と『二条市場』がございます。 札幌朝市の方はいわゆる「関連棟」と言ったところで なかば市場内施設ってところ そそる干物がずらりと並んでいましたよ。 揚げたてをいただきましたが、とてもおいしかってですよ。 二条市場は もっぱら観光客のための場所、そんなくくりでしょうかね 札幌駅からの送り迎え 有名な佐藤水産 飲食の方は、結構いいお値段でございますです。
		
		小柴漁港
2025年06月21日
		4月5月とやや不調が続き心配をしていた、 横浜市金沢区の小柴漁港 たまさかお邪魔をした昨日でしたが やっと復活の兆しがみえたようで 港の皆さんたちの笑顔がみられて何よりでした。 なにやら冬場の水温が例年に比べ低かったのがその一因だったとか 温暖化が進んでいる昨今ではありますが、 自然相手はいろいろわからんことが多いですね。 午前5時に出港して午後4時までに港に戻ってこないと 荷受け拒否となるのがルール、 なにかの理由で途中連絡が入れば例外にするそうですが、 昨日は豊漁の様で、30数隻出漁、それぞれ帰着が遅かったようでしたね。 アナゴに混じって ギンポの姿がみられましたよ、 天婦羅にされるために…
		
		札幌中央卸売市場(水産部)
2025年06月20日
		6月16日(月)札幌中央卸売市場に出向く 時間は6:45分、仕入れ資格を保有する人とセリ場側から進入をいたしました。 流石のセリ場 『いちばいちばん』のキャッチ キワダと箱にありますが、ヤナギノマイの姿が 噴火湾のブリも10㎏upがぼちぼち入荷 こちらが仲卸の売り場 仲卸の数、23社、扱い数量6.3万トン 段ボールに入れられた旨そうなチルドの干物が特徴的です。
		
		【ウスメバル・クロメバル・カサゴ】似てるけど違う3種の個性を紹介
2025年06月17日
		今日紹介するお魚は、ウスメバル、メバル、カサゴこの3種の魚は、すべてカサゴ目フサカサゴ科に属していて、魚の世界では親戚のような関係! ウスメバル 淡い赤〜黄色っぽい体の色をしていて、体はすらっと細め。目もやわらかい印象で、なんとなく優しそうな顔つきをしています。見た目はおとなしい感じですが、意外と群れで元気に泳ぎ回るタイプです。 クロメバル は名前の通り黒っぽくて、目がくりっと大きくて可愛い顔立ち。体つきは丸っこくて、見た目もどこか親しみやすい感じ。釣り人にも人気があって、白身はクセがなくて食べやすい魚です。 カサゴ 体は赤茶色っぽくて、黒っぽい点々模様があちこちに入っています。ヒレや頭にトゲ…
		
		まるまる太った愛媛産のイサキ
2025年06月16日
		今朝、市場でちょっと目を引く魚が並んでいました。1.6キロのイサキ、愛媛県産。イサキって、普段よく見かけるのはせいぜい500〜800gくらい。このサイズはかなり珍しくて、思わず立ち止まってしまいました。 見て、このまるまるした体つき。目の前にあった時点で「これは脂のりがすごそうだな」と直感でわかるくらい、ずっしりとした存在感でした。 調べてみると、イサキは成長が比較的ゆっくりな魚で、1キロを超えるまでには5〜6年以上かかるらしい1.6キロとなると、かなりの年数をかけて育った、いわばベテラン魚! 愛媛は瀬戸内海や宇和海など、イサキの漁場としても知られていて、特に初夏〜夏にかけては脂がのって美味し…
		
		魚市場がやって来た!
2025年06月15日
		スーパーに並ぶ魚の種類には限りがあるし、 また同じ種、例えば鯵でも、2ランク上の品やブランド物(関アジ、黄金鯵など)が 店のケースに並ぶことはあまり多くはありません。 より多様な味をスーパーに買い物に来る人に知ってもらう取り組みを 毎月第二の土曜日に某スーパーで 数軒の仲卸の有志が出向いて13:00~17:00迄販売をしています。 流石にこの値段では 買っていく人いないんじゃない???? 当初は店側の方々もそう思われていたかもしれません。 例えば昨日は 黄金鯵のお造り 2380円 エボダイ 1尾(開き)1380円 しかしながらやっていくうちに きちんと説明をしてお客さんが納得してくれれば、 確…
		
		

