魚市場ブログ
魚市場ブログ一覧
屈指の・・・・
2025年07月01日
		神津島から入荷をしたこの魚 左上の魚の尻あたりから白いものがちょいと見えます これ脂、ってことは体形から推し量ってもバッチリの脂の乗り 旬はまさに今、所から初秋 見た目とはうらはらで鱗はあまり硬くなく取りやすい 皮はしっかりしていて骨はあまり硬くはない。 透明感のある白身で血合いが非常に美しく 熱を通しても強く縮まないで軟らかく、あらなどから実にいいだしが出る。 難点は屈指の高級魚! アオダイさん。
		
		熊本のマテ貝、そろそろ食べ納め
2025年06月30日
		今日紹介するのは、熊本県産のマテ貝! 干潟で春から初夏にかけて姿を見せる、ちょっと不思議な貝マテ貝!見た目は細長くて、市場で見かけたとき、思わず手に取ってしまう存在感があります。実はこのマテ貝、熊本では塩をふると飛び出してくる貝としても知られていて、潮干狩りの人気者でもあるんです。 マテ貝は、干潟や砂地にまっすぐ縦に潜って生活していて、潮が引くと砂の表面にポツンと小さな穴があきます。そこに塩をひとふりすると、 驚いてにょきっと顔を出す。その瞬間を狙って素早く手でつかむという、捕り方が地元では昔から親しまれています。 そんなマテ貝の旬は、熊本では春から初夏、だいたい3月から6月ごろまでがメインと…
		
		プライドフイッシュ
2025年06月30日
		プライドフィッシュとは、 全国漁業協同組合連合会(全漁連)が中心となり、 各都道府県の漁業協同組合連合会(漁連)、漁業協同組合(漁協)が選定した、 漁師が自信をもって推奨する魚介類のことです。 各都道府県で旬を迎える魚介類を選定し、 消費者へ「本当においしい魚」を伝えることを目的としています。 さて神奈川県の夏はといえば 横須賀・佐島の 西の明石、東の佐島と称されるほど有名なブランド蛸です。 佐島のタコは磯根に恵まれた環境で育ち、 豊富な餌を食べて成長するため、 身が引き締まり、噛むほどに甘みが増すのが特徴です。
		
		おっ、新物!????
2025年06月29日
		その昔は、この魚、夏が旬! そんな時代もあったとか。 昨日某仲卸の店頭にその夏姿を発見! いや、それはないでしょ!と 担当の方にヒヤリングしてみたら 台湾産の解凍物さそうで、 で一尾いくらくらい? と尋ねたところ、かなりリーズナブルな価格がかえってきました。 そこそこサイズだったので、脂はありそう、 台湾、韓国、そして中国も公海上で獲っていることが 不漁の一因って説もございます、 さて今年はどうでしょうね、 今は旬であるはずの秋から、冬に移しつつある魚になりました。
		
		カナダと言えばやっぱりロブスター!今朝、市場に到着!
2025年06月28日
		今日はカナダ産のロブスターを紹介します。 今朝の市場には、カナダから届いた立派なロブスターが入荷していました。大きなハサミに分厚い殻、見るからに身がぎゅっと詰まっていそうで、思わずじっと見入ってしまいました。 気になって調べてみたところ、カナダのロブスター漁が盛んなのは、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンスエドワード島といった大西洋沿岸の地域、中でもノバスコシア州は特に漁獲量が多く、カナダ全体のロブスターの約半分がここで水揚げされているそうです。 これらの地域で獲れたロブスターは、アメリカをはじめ、ベルギー、フランス、イギリス、中国、日本、韓国などに輸出されていて、世界中のレスト…
		
		かつては・・・・
2025年06月28日
		困ったこと、おいしい魚の高騰! 今朝も天草から特大、身のぶ厚いマナガツオが入荷してましたが お値段の方は、それはそれは・・・の価格 かつてはかなり庶民的な魚だったはず、 ハゼ、のどぐろ(アカムツ)、メヌケ類などもその類になるのかな。 マナガツオの盛期は5月~7月、とりわけ6月。 内湾の浅場で産卵後、成魚は秋口に沖合に戻る。 「西にサケなし、東にマナガツオなし」といわれるくらい 東日本での漁獲は少ない、横浜市場でも高知などからが多いかな。 初夏を代表する上品な白身魚。
		
		境港の本マグロ × NZ産天然インドマグロ
2025年06月27日
		昨日のマグロ低温売り場に、2つの旬マグロが並んでいました。 ひとつは、鳥取県・境港から届いた天然の本マグロもうひとつは、ニュージーランドから空輸された天然のインドマグロ どちらも「いまが旬」のタイミング。今日はこの2種類のマグロの紹介!! 境港の天然本マグロ クロマグロの漁場として知られる鳥取県・境港では、例年6月から8月にかけて本マグロの水揚げがピークを迎えます。 今年は5月中旬には初水揚げがあり、すでに市場でも見かける機会が増えてきました。 この時期の天然本マグロは、身がキュッと締まりながらも、程よい脂がのっており、刺身や炙りにすると絶品。 特に、あっさりした味を好む方には、夏場の本マグロ…
		
		メイチダイ
2025年06月27日
		今朝はこの魚を紹介します。 メイチダイです。 浅い岩礁域にいるフエフキダイ科の魚。 相模湾などでは1980〜2000年代には珍しい魚だったのが、 近年(2020年以降)漁獲量が増えてきている。 夏から秋にかけ、白身魚が少なるなる中で たまさかこの時期が美味しく頂けるそんな高級食材でしょうか。 調理のおすすめは 焼いて切りつける焼霜造り あぶった皮の香ばしさ、その直下の身の脂分の豊かであること、 身のうま味の強さなどで刺身にはない味になる。 メイチダイの皮は厚みがあって強いので、あぶって切りつける方がいい。
		
		名前が気になる(ウッカリカサゴ)
2025年06月26日
		今日紹介するのは、市場で見かけたちょっと気になる名前の魚、ウッカリカサゴ。名前だけ見ると「本当にそんな名前なの?」と思ってしまうけれど、ちゃんとした正式な名前なんです。 見た目はカサゴにそっくり,というのも、もともとはカサゴと間違われてうっかり同じ魚だと思われていたことが、この名前の由来。1970年代にようやく別の種類だと判明して、そんな経緯から「ウッカリカサゴ」という少しユニークな名前が付けられました。 今回市場に入っていたのは山口県・萩市産。このあたりではウッカリカサゴの水揚げも多く、地元で親しまれている魚です。 身はクセのない上品な白身で、しっとりやわらか。特に今の時期(春〜初夏)は脂が…
		
		jica の研修
2025年06月26日
		7月1日(火)午前4:00~8:00位迄、 こんなタイトルで6ヶ国の水産関係者の研修を行います。 ブラジル、セネガルは世界地図上で容易に差ししめますが のこりの国々はどうでしょう、さっと場所がわかりますか? そして、カーボヴェルディに至っては初めて聞く国名です。 それぞれがどんな問題を抱えているか、 興味津々でございますね。 ※ブルーエコノミー 海洋資源を持続可能な形で利用し、 経済成長、雇用創出、人々の生活向上を図りつつ、 海洋環境の保全も両立させる経済活動のことです。 単に海洋を利用した経済活動を指すだけでなく、 海洋生態系の健全性を維持することを前提とした概念です。 4:00~5:30位…
		
		

