魚市場ブログ

お魚ニュース

今どき3桁の魚は

2025年07月22日
函館から御覧のブリが 入荷をしてました。 お値段の方はなんと3桁! 今どき3桁の魚は見つけるのが難しいくらいですね。 難点は個体によって脂の乗りにばらつきがあるとか でも無ければカルパッチョなどにすればいいしい あればめっけもの、刺身、しゃぶしゃぶ、照り焼き、塩焼き 何でもありでございますよね。 とにかくこの3桁のリーズナブルを使わない手はないと思いますね。 一方函館といえばかつてこの魚の一大産地でしたよね 青森の八戸も同様でしたが、 今やかつての姿、見る影もなし、 近年漁獲量を異常に減らした代表選手でございます。 戻ってくることがあるのでしょうか?

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今年は今日と7月31日

2025年07月19日
こうした出来合いは ほとんどが中国産です。 もちろん国産もありますが ただ価格差はかなりのものがありますね。 しかし中国産といっても、決してまずいわけではなく 身も厚いし脂ものってます。 そしてこの子等を美味しく頂くコツは 塗ってあるタレを流水(水道水)できれいさっぱり洗い流す しかる後に、グリルでさっと炙る こうやると見事に変身しますからぜひ財布に優しいこの子たちも堪能してみてください。 そうそう、そして生の方は台湾産が主流であります。 来季、問題を提起されている資源確保 その観点から漁獲規制がかからないことを個人的には祈っております。

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釧路からの新物

2025年07月15日
北海道では8日にサンマの刺網漁が解禁され、 水揚げされたサンマは航空便で市場に運ばれました。 例年より1か月程早く、 魚体も大きく7月の入荷は約12年ぶりだとか。 ただお値段の方は お世辞にも庶民的とは言えません。 11日朝札幌の中央卸売市場では、 10日に釧路で初水揚げされた「サンマ」の競りが行われました。 市内の水産会社が競り落とし、1キロ88万8888円に、 これまでの最高値は2018年の1キロ50万円で大幅に更新しました。 一尾99999円の価格表示がついてたようです、 札幌の違うスーパーでも一尾5万円ほどで 縁起物だから買っていく人達がいるのにはびっくり。 2009年の308271ト…

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温暖化による恩恵

2025年07月14日
全国的に時化模様の様子で なんとも入荷が少ない週開けでございます。 そんな状況ではありましたが 千葉は館山から「チャンバラ貝」 そして温暖化の恩恵にあずかる魚、2種が小柴から 一時不漁で心配をされた小柴漁港の4月~5月 その不漁原因は意外なことに、水温が上がらなかったのが一因だったとか こんだけ温暖化が叫ばれていても、海の中はわからんものですね。 明日に期待しましょう。

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物部川・天然鮎

2025年07月12日
高知県・物部川では中流部にある杉田ダムの下流域を 平成23年(2011年)から、水質改善、植林などの環境改善も進行させながら、 100%天然アユに転換し今に至っはいます。 「利き鮎会」でグランプリ、準グランプリを獲得しているそんな魚です。 手にしてみると 体表のざらざら感など 養殖物のぬめっとしたそれとはまるで違いました。 今日は桜木町のコレットマーレの地下にあるサミットさんで 「横浜中央市場がやって来た!」 13:00~17:00までこの魚も含めて 仲卸4社でいろいろと販売を致します。

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今朝の平塚

2025年07月04日
午前6時、平塚から朝どれが届きました! 平子鰯(マイワシの幼魚)がメインでしたが 立派な鱧 活けのこの姿も マツダイ 相模湾では近年増えていて、夏の魚として認知されつつあるようです。 最大80㎝にもなる、まとまって捕れる魚ではなく やや高値かな。

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屈指の・・・・

2025年07月01日
神津島から入荷をしたこの魚 左上の魚の尻あたりから白いものがちょいと見えます これ脂、ってことは体形から推し量ってもバッチリの脂の乗り 旬はまさに今、所から初秋 見た目とはうらはらで鱗はあまり硬くなく取りやすい 皮はしっかりしていて骨はあまり硬くはない。 透明感のある白身で血合いが非常に美しく 熱を通しても強く縮まないで軟らかく、あらなどから実にいいだしが出る。 難点は屈指の高級魚! アオダイさん。

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プライドフイッシュ

2025年06月30日
プライドフィッシュとは、 全国漁業協同組合連合会(全漁連)が中心となり、 各都道府県の漁業協同組合連合会(漁連)、漁業協同組合(漁協)が選定した、 漁師が自信をもって推奨する魚介類のことです。 各都道府県で旬を迎える魚介類を選定し、 消費者へ「本当においしい魚」を伝えることを目的としています。 さて神奈川県の夏はといえば 横須賀・佐島の 西の明石、東の佐島と称されるほど有名なブランド蛸です。 佐島のタコは磯根に恵まれた環境で育ち、 豊富な餌を食べて成長するため、 身が引き締まり、噛むほどに甘みが増すのが特徴です。

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おっ、新物!????

2025年06月29日
その昔は、この魚、夏が旬! そんな時代もあったとか。 昨日某仲卸の店頭にその夏姿を発見! いや、それはないでしょ!と 担当の方にヒヤリングしてみたら 台湾産の解凍物さそうで、 で一尾いくらくらい? と尋ねたところ、かなりリーズナブルな価格がかえってきました。 そこそこサイズだったので、脂はありそう、 台湾、韓国、そして中国も公海上で獲っていることが 不漁の一因って説もございます、 さて今年はどうでしょうね、 今は旬であるはずの秋から、冬に移しつつある魚になりました。

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かつては・・・・

2025年06月28日
困ったこと、おいしい魚の高騰! 今朝も天草から特大、身のぶ厚いマナガツオが入荷してましたが お値段の方は、それはそれは・・・の価格 かつてはかなり庶民的な魚だったはず、 ハゼ、のどぐろ(アカムツ)、メヌケ類などもその類になるのかな。 マナガツオの盛期は5月~7月、とりわけ6月。 内湾の浅場で産卵後、成魚は秋口に沖合に戻る。 「西にサケなし、東にマナガツオなし」といわれるくらい 東日本での漁獲は少ない、横浜市場でも高知などからが多いかな。 初夏を代表する上品な白身魚。

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