魚市場ブログ
魚市場ブログ一覧
ミズダコ
2025年06月07日
北海道からの水蛸です。 ミズダコ(水蛸)は、実は世界最大のタコであり、 北海道の日本海・オホーツク海地方で特に多く水揚げされます。 ミズダコは、身がやわらかく甘みがあるのが特徴で、 刺身やしゃぶしゃぶ、煮付けなど様々な料理に使われます。 旬は12月~1月頃ですが、1年中水揚げされます。 生態 一生に一度だけ産卵する。 寿命は2年〜3年とされるが。雄で4.5歳、雌で5年の記録がある。 北海道では11月〜12月に 雄が精莢(せいきょう)という精子の入ったカプセルを雌に受け渡し、 交接後翌年6月〜7月に死ぬ。 産卵は6〜7月、2週間かけて50000粒前後産み、孵化まで守る。 孵化後2ヶ月ほどで死ぬそ…
今朝の追っ駆け競り
2025年06月06日
今朝も平塚から、相模湾の魚がいろいろ届いていました。 アジやワカシ、イシダイなど、種類も豊富でにぎやかな中、自然と目にとまったのがヒラメ、真鯛、そしてメジナの3匹。どれもサイズが良くて印象に残ったので、「この大きさになるまでって、どれくらいかかるんだろう?」と思い、あとでちょっと調べてみました。 まずはヒラメ。見た目からしてかなりの良型で、重さは5.1kgありました。調べてみると、天然もののヒラメは成長が遅く、ここまで大きくなるには5〜7年ほどかかるそうです(水産庁や研究機関の成長データより)。厚みもあって、じっくり育ってきたのが伝わる一尾でした。 真鯛は5.9kg。体にハリがあり、体型もきれ…
天然海鞘(ほや)
2025年06月06日
これが天然の海鞘の形状です。 市場内で見かける奴とはまるで違いますよね。 漁ことです。 特に「南部潜り」と呼ばれる漁法で 水深10~20mの海底から手摘みで採集されるホヤは、 品質が高く、濃厚な味わいを持つと言われています。 味わい 濃厚な甘みと旨味があり、旬の時期は特に美味しい。 栄養 DHAやEPA、タウリン、グリコーゲンなどが含まれており、 心血管の健康や脳の機能をサポートする働きが期待できる。 調理法 生で刺身や酢のものとして食べられるほか、 塩辛やみそ漬け、燻製などにも加工されて食される。
期間限定 白利尻
2025年06月05日
利尻昆布を食べて育った スッキリしていて磯の香りが強い、大粒で、コクがある北紫雲丹 漁期は6月中頃から8月までと、 極々短い期間しか楽しめない利尻の雲丹であります。 単純構造のウニは、餌がそのまま可食部の味となりますから、 味は餌で大きく左右されます。 この地は敢えて言うまでもなく希少な国産昆布の主要な産地ですから 餌はもちろん利尻昆布が中心です。 その為非常に濃厚な味になるようですよ。 礼文・利尻島のウニ漁の解禁が6月から2〜3ヶ月の間なのでこの味わいはほんの僅かな期間。 漁期のスタートは 白利尻(キタムラサキウニ)→ 赤利尻(バフンウニ)→ そして白利尻と移り変わりながら、 美味しい利尻の…
稲取キンメ
2025年06月04日
下田・稲取・須崎といったキンメのブランド産地を持つ静岡県、 2000年代に3000トンあった静岡県全体の漁獲量だが 2024年には1157トンまで減ってしまったようだ。 稲取でも20年前は 1日で300㎏は釣れたが今はせいぜい20~30㎏と漁師さんは言う。 そうそう 横浜中央市場では「須崎」からのキンメをとんと見かけなくなった。 キンメだけでなく日本の漁獲量はピーク時の1/3を切り、 先行きが見通せない状況が続く。 そういえば快調だった横浜市金沢区小柴漁港も 4月あたりからパッとしなくなって来た。 捕れる量が少なくなれば、 このキンメだけでなく魚価が高騰する。 結果、おいしい魚を食べるきっかけ…
マリンエコラベル(MEL)
2025年06月03日
横浜の仲卸に 新規参入を果たした牡蛎専門店の「日本石花」 なかなかやり手でございます。 牡蛎の専門店ながらかなりの扱いをしていて、 国内はもとより海外にも半端なく展開をしています。 そんな中でのMEL取得の記事を見かけました MEL認証とは マリン・エコラベル・ジャパン(MEL)は、 ※ 水産資源の持続的な利用、 ※ 環境や生態系の保全・管理に ※ 積極的かつ効果的に取り組んでいる日本の漁業や養殖業の生産者を認証しています。 また、 ※ その生産者からの水産物を加工・流通している事業者も認証しています。 そして記事のなかで河合社長が語ってました。 『我々が思っている以上に 欧米のユーザーは…
グルクン=タカサゴ?ニセタカサゴ?
2025年06月02日
この時期になると市場でちょろちょろ見かけるこのグルクン。沖縄の魚っていうイメージは前からあって、唐揚げでよく出てくるな〜くらいには知ってたんだけど、正直そこまで深く考えたことはなかった。名前もインパクトあるし、見た目もちょっと赤みがかってて可愛い。でも、改めてちゃんと調べてみたら、思ってたよりずっと奥が深い魚だった。 「グルクン」っていうのは沖縄での呼び名で、標準和名では「タカサゴ」体は細長くて、横に一本スッと黄色いラインが入ってるのが特徴。見た目もシュッとしててスマートな感じ。分布は意外と広くて、日本では房総半島から沖縄まで、さらにフィリピンやインドネシア、太平洋の島々までいるそう。 面白か…
京都・天然・100㎏超え
2025年06月02日
鮪のセリ場に入ると大きな生が1尾横たわっていた。 見かけない赤いラベルが目に留まる 近寄ってみると えっ、京都? 養殖としては京都は「伊根」が有名だが、天然で しかも大台を超えているのはなんとも珍しい光景 身質はどうかな? 定置網は鮪を狙っているわけではないので こんな大物が入れば、網の破損も考えられ、ありがた迷惑ってことも 100㎏超え、そして天然。これも温暖化のせいでしょうかなね。
透明な魚、ノレソレ
2025年05月31日
市場を歩いていると、春になるたびに見かけるのが「ノレソレ」。半透明のなにか…。最初に見たときは、え、これ食べるの?って正直思いました。 でも気になって、つい毎年のように立ち止まって見てしまう存在。見た目はまるで、つるんとした細長いクラゲ。実はこれ、アナゴの赤ちゃんなんだそうです。 しかも「ノレソレ」っていうのは通称で、正式な名前は“レプトケファルス”。なんか一気に理科の授業っぽくなりますが、ギリシャ語で「細長い頭」って意味らしい。たしかに見た目はまさにそんな感じ。 日本では高知や瀬戸内、九州あたりでよく獲れて、春先に旬を迎える海の幸。市場では小さなパックに入って売られていて、 よく見かけるのに…
秋田のソウルフイッシュ
2025年05月31日
昨年の冬、横浜中央市場で見かけたハタハタ その産地は秋田でなく北海道のものでした。 そしてこんな記事を5月29日の朝日新聞で見つけましたよ。 グラフを眺めると唖然としますね。 最低だった昨年の111トンから 今期はなんと3月時点で17トンです! まあ、横浜に住む人間としては ハタハタってあまり・・・・・ですが 秋田県人にしたら、まさにソウルフイッシュ、 乱獲、温暖化、環境、いろんな要素が絡まって この悲惨な現実になっていくのでしょうが、ここまで落ちると絶滅が心配をされますね。


