魚市場ブログ

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入荷は少なかったけど

2025年05月23日
セリ場の魚が少なかった今朝 でも、そんなときに限って珍魚?あまり見かけない魚たちの姿が 網走からのオオカミウオ 活け締めされたものは刺身にして抜群にうまいそうです、 野締めなどもフィレにして、ムニエルやフライに利用しやすい。 徐々に認知度が高まってきているようですよ。 五島列島から赤鯵 ムロアジ科にしては血合いが少なく、マアジに近い身質 非常に味がいい!と評判。 鹿児島からムロ鯵 箱の横にはキンムロと表示がありました。 ムロアジは尾ビレが全体的に黄色いですが、 キンムロアジは下の尾ビレのみ少しピンクがかっています。 また、側線もキンムロアジは黄色く線が入っています。 ムロアジとはまったく別の味…

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大磯漁港

2025年05月22日
昨年の春から大磯市で有名なところから 横浜市場に魚がやってくるようになりましたが、 しかしながら今年に入ってからは不調が続いてます。 この漁港にはこんなおしゃれな施設がございます 2階は食堂 1階は魚&野菜の地元産品直売所になってます またこの建物の近くにはBBQができるところもあります。 そして脇の海岸では5月~10月位まで 「アオバト」が山から海水を飲みに来る!そんな光景も見られますよ。 どうです、一度訪ねてみてはいかがですか。

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平塚漁港

2025年05月21日
このところほぼ毎日横浜市場に魚を届けてくれる 平塚の川長、日海さん。 そんな平塚漁港に昼からぶらり、 以前は馬入川(相模川)の河口から少し上流の左岸に漁港がありましたが 海から川に入ってくるのは海流、水流とか何かと安全上の問題があり、 河口の開口部脇に施設を移しました。 午前0時~3時に沖合の定置網に魚を捕りに そして接岸をし、ここで水揚げした魚を選別、 そして箱詰めをし 横浜市場には午前5:30~6:30に届けてくれます 横浜市場ではこのセリを「追っ駈け」と呼んでいます。 日海丸 川長丸 昨日はスタッフが漁網のメンテナンスをしてましたよ こんな企画も張り出されておりました。

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オコゼ〆

2025年05月20日
A10の仲卸「ムラマツ」さんのブースで、ちょうど社長がオコゼを〆ているところに出くわしました。 お願いして、写真と動画を撮らせてもらいました。 この魚、見た目どおり背ビレには強力な毒棘があり、扱いには細心の注意が必要とのこと。ムラマツ社長も、 これまでに何度か刺された経験があるそうで、「腕から頭までズーンと痛くなるよ」と苦笑いしながら教えてくれました。 それでも、慣れた手つきで背ビレの棘を処理し、鮮やかに締めていく姿はさすが。市場の現場でしか見られない、リアルな瞬間でした。 オコゼは白身でクセがなく、高級魚としても知られています。刺身や唐揚げ、味噌汁にしても美味しく、 春から初夏にかけてが特に…

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島根・大田・五十猛漁港

2025年05月20日
大田は「おおだ」と読ませます、 『一日漁』と呼ばれる夕方にセリがある島根・大田 かつてこの地を訪ねたことがありました。 なかなか味の、風情のある漁港、 沈む夕陽がお似合いのそんな漁港です。 横浜市場にはその漁港・ 勝部商店さんから素晴らしい魚がやってきます。 本日入荷の魚達 日本海側、特に冬場は時化が多く、 そして風よけ、風裏になる場所も少なく 小型船の出漁日数は太平洋側に比べるとはるかに少ないのが実情ですが 気張っていい魚を届けてくださいます、ありがとう!

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カンダイ(コブダイ)

2025年05月19日
5月の市場に「カンダイ(寒鯛)」が入荷されていました。 見た目はおとなしく、あの有名な“コブダイ”とは少し違うような…と思った方もいるかもしれません。 でも実は、カンダイはコブダイのこと。地方によって呼び名が違うだけで、同じ魚なんです。 では、なぜコブがないのか?それは、この魚の成長の仕組みに理由があります。コブダイは「雌性先熟(しせいせんじゅく)」と呼ばれる性転換をする魚で、若いうちはすべてメスとして生き、成長した一部の個体がオスに変わっていきます。オスになると頭に大きなコブができ、あのインパクトのある姿に変貌するのです。 5月に市場で見かけたカンダイは、まだ1~2キロ程度の若魚が中心で、ま…

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平塚・麦イカ

2025年05月16日
今朝も5:30頃、平塚から「朝どれ」が 昨日に比べると量的にはかなり少ないですが 今日はこの魚が スルメイカの幼魚、20cm以下を『麦イカ』と呼んでいます。 初夏、麦の穂が実る時期に多く漁獲されることから、こう呼ばれています。 特に相模湾や駿河湾などで多く見られます。 身は柔らかく、 刺身や煮付け、天ぷらなど、様々な料理に利用できます。 スルメイカの生涯は約1年 春から夏にかけて東シナ海などを産卵場として、 対馬暖流や黒潮に乗って北上します。 秋になると産卵のために南下し、産卵後にはその一生を終えます。

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なんじゃろ?

2025年05月15日
横浜丸魚のセリ場で発見! 「たらこ」かな?と手にもって眺めてみたら なにかの魚卵、筋子 その場に担当者がいなかったので、しばし徘徊 そして姿を発見し、若き女子社員に聞いてみたら なんと「時知らず」の筋子です、と明確に。 時鮭は魚体が若いため抱えている卵はまだ未成熟で粒が小さいのが特徴です。 この未成熟卵を船上で塩漬けにしたものが時鮭の塩筋子で、 そのほとんどが地元の人々で消費される隠れた北海道の特産物です。 時鮭の筋子は通常の秋鮭筋子とは違って 粒は小くて独特の旨みがあり、ぷちぷちと弾力のある食感があります。 ググってみたら、こんな記事がありました。

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連日の平塚

2025年05月13日
午前0時から3時くらいに沖合の定置網に入った魚を 日海丸、川長丸の漁船がそれぞれの網に捕りに行き 平塚漁港に水揚げ、選別をして横浜市場にもってきてくれる。 今朝も6時すこし前に 日海丸分 手前が川長丸分 メインは鯵、 それぞれ活魚も 他には 明日は休市のため、魚が少ない今日でしたが 毎日の入荷は、賑わいを生んでくれます。

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ゴジラエビ

2025年05月12日
横浜魚類のセリ場にこのいかつい海老 北海道の道北、日本海に面した羽幌港から 市場では「ゴジラエビ」と呼んでますが、 本名は「イバラモエビ」 味ではエビの大様という評価が日本海の漁師の間にはある隠れた高級エビ。 入荷の多いのはまさに春から初夏のただいまでござります。

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