魚市場ブログ

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マンボーの腸

2025年11月12日
人間という生き物はとにかく何でも食べますよね 水産関係でいえばおそらく日本人がいろいろ食べてるかも 何せ純粋に魚を生で食べるのは、 世界広しといえども日本人だけじゃないでしょうか。 さて仲卸・八丁平さんの店頭に並んでいたこれっ 牛のミノに似たコリコリとした食感で、 天ぷら、塩焼き、煮込み、和え物など、 さまざまな料理で食べられます。 一般的には下処理として下茹でをし、 酢味噌やポン酢で和えたり、 塩こしょうなどで焼いたりする食べ方がおすすめです。 こんな説明があるものですが そう、なんとこれはマンボーの腸なんでございます。

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冬の味覚「ハタハタ」

2025年11月11日
先週受けた「ととけん(日本さかな検定)」にも出てきたハタハタ。冬の日本海では欠かせない魚!! ハタハタは正式には「鰰」と書きます。魚へんに「雷」と書くのは、雷が鳴るころに沿岸にやってくることからだそうです。まさに季節を知らせる魚です。 この日、市場で見つけたのは「特」と書かれた特大サイズのハタハタ。見るからに立派で、手のひらからはみ出すほどの大きさ。この「特」という表記は、上等品を意味します。 サイズ・身の厚み・脂のり、どれをとっても一級品。焼いても縮まず、身がふっくらとしていて最高です。 ハタハタといえば秋田の「しょっつる鍋」でもおなじみ。卵を持った「ブリコ」はぷちぷちとした食感が楽しく、オ…

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ハゼ入荷!

2025年11月11日
仲卸・三栄で発見!ハゼでございます。 宮城からだそうです。 世界で2,000種以上、 日本でも600種以上が確認されており、 海岸の浅瀬、河口、汽水域、淡水域など、さまざまな環境に適応している。 腹びれが吸盤のようになっていることが多く、 石や壁に貼りつくことができます。 落ちハゼ 秋から冬にかけて水温の低下とともに深場に移動した、 冬場の大型ハゼを指します。 この時期は、夏場のハゼとは異なり、 サイズが大きく(15cm超~20cm近く)、 脂がのって美味になるため、高級魚としても扱われます。 60年前位は十分に大きなマハゼが 市場の前を流れる帷子川でも、沢山釣れたものですが。

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只今北上中

2025年11月10日
茨城県以南が生息域とされていた伊勢海老ですが 福島、宮城、岩手と順次を北上を続け、 近々、北海道にも進出を果たしそうな気配ですね。 ところでスルメイカの方も気になるところ 近年記録的な不漁が続いていて、 2000年に約30万トンだった漁獲量は、 24年度には1.8万トンと9割以上も減少しています。 しかしながら今年は黒潮大蛇行が終息をした影響なのか 一転して豊漁に転じ、11月5日 全体の漁獲枠を現在の2万5800トンから2万7600トンに引き上げるとともに、 停止命令が出ている小型イカ釣り船の枠については 4900トンから5757トンに引き上げる方針を示しました。 ところが 10月時点での小型…

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2025横浜市場まつり

2025年11月09日
朝からの雨にも関わらず 大変多くの方が今年も来場をしてくださいました なんと横浜市長も10:00~ 会場の一角には、恒例のこのコーナー 横浜沖で獲れる魚 見知らぬ魚も数多く ツバメコノシロ

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風物詩到着

2025年11月08日
マツバガニ 初物です! そしてセコガニ 鳥取・島根・兵庫・京都・福井の日本海側で水揚げされた 「松葉ガニのメス」です。 水揚げされる産地によって 「香箱ガニ」「セイコガニ」「こっぺガニ」などの 「産地ブランド名」が付けられています。 山陰地方では主に「親ガニ」の名前として有名です。 小さいながらも大人気の訳は 殻の内、外、両方の卵がたっぷりあるからなんですね。 「内子」 体内にある未成熟の卵のことです。 濃厚な味はよく熟成されたチーズのようだと例えられたりします。 「外子」 体外に飛び出してる産卵直前の成熟した卵のことで、 プチプチとした食感が大変好まれています。 11月と12月の2ヶ月間しか…

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島根の海から、「ヨロイイタチウオ」

2025年11月07日
今日はこの魚を紹介します。名前は、島根県産「ヨロイイタチウオ」島根では「ヒゲダラ」なんて呼ばれることもあります。ちょっと深い海の底に住んでいる、白くて細長い魚です。名前だけ聞くと強そうですが、顔は意外とかわいくて、どこか愛嬌があります。 この魚、体が細長くて、背びれと尻びれがずーっとつながっているんです。あごの下からヒゲみたいなものが伸びていて、それが「ヒゲダラ」と呼ばれる理由みたいです。本当のヒゲダラとは別の種類なんですけど、見た目がそっくりなので、漁師さんたちの間では同じように呼ばれています。 ヨロイイタチウオは深い海、だいたい水深100メートルより下の砂地に住んでいて、 島根だと浜田や大…

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佐島・イスズミ

2025年11月06日
横須賀・佐島から イスズミが入荷をしていました。 この魚、釣りあげると糞をまき散らす習性があり 「うんこたれ」「ババタレ」とも呼ばれているようです。 2000年代まで日本において市場価値が低かったため 日本近海に4種存在する事がわかっておらず、 まとめてイスズミと扱われることが多かったそうですね。 旬は寒い時期 この魚を旨いという人もいれば、 夏場はうんこ臭い、磯くさいと、悪く言う人もいる いわば毀誉褒貶のある奴でございます。 でもね、評価の価値の低い魚をうまく調理できれば 儲けにつながりますよね。

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ゲンゲ

2025年11月05日
青森から来てました! ゲンゲでございます。 もっぱら富山湾や日本海側の深海に生息しています。 全身がゼラチン質、 ヌルヌルした見た目の悪さ、不気味さから、 かつては「下の下(げのげ)」と呼ばれていました。 しかしながら昨今では その美味しさとコラーゲン豊富な栄養価が注目され人気が高まっています。 漢字では「幻魚」と書かれ、 天ぷら、唐揚げ、干物、みそ汁など、様々な料理で親しまれています。 そうそうゲンゲには沢山の種類があるようです。 アゴ、カムチッカ、カンテン、クロ、シロ、タナカ、ノロ さてどうなるか、新大臣の決断やいかに。  

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ガスエビ

2025年11月04日
見た目があまりぱっとしない そんな海老を仲卸・坪倉水産で発見しました。 京都から入荷のガスエビでした。 このエビ、見た目とは裏腹なんですよ。 その甘み、旨みは甘エビ以上との評判です。 ただ鮮度落ちが早いので、石川県をメインとする北陸地方のでは ほとんど地元で消費をしてしまう それ以外のエリアでは「幻の海老」扱いでございます。 人様同様、見た目で判断しちゃあいけませんね。 緑の卵も御覧ください。

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