魚市場ブログ

お魚ニュース

クサヤと昔話

2025年10月12日
新島の特産品のクサヤはもっぱらこの魚 ムロアジで作ります。 くさやの主原料は 「ムロアジ」などの脂の少ない魚で伊豆諸島名産の干物です。 独特の強烈な臭いは、 アジ科のムロアジやトビウオ、タカベなどを発酵させた 「くさや汁」に漬け込むことで生まれます。 この汁には 『くさや菌』による抗菌作用があり、防腐剤なしでも保存できます。 ムロアジもそうですが 青鯵の姿も、近頃の市場ではとんと見かけなくなりました。 私が市場に入りたて、そうですね今から50数年前は 青鯵の干物は最高に旨かったし、ムロアジのそれも結構入荷がありましたね。 まだ発砲スチロールが世に出てない時代で トロ箱に入った天日干しの鯖 その…

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台風と連休と

2025年10月11日
台風一過と思いきや、また同じコースで23号が接近中 そんなことも影響しているのか、 連休を控えた今朝でしたが、入荷めちゃ少なかったです。 少ないながらも、大分・佐伯からは 春子(かすご)の姿 そして5時前に 平塚・日海丸さんの魚が到着! 早速5時からセリ MVI_7065 仲卸・丸勇には鹿児島からの どらやき???? ツキヒガイ。

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台風一過の今朝

2025年10月10日
台風一過の今朝、流石に魚は少なかったです。 まだまだ 好調が続く今年のさんま漁ですが 流石に皆さん、ぼちぼち食べ飽きてきているのではないでしょうか。 工夫をされていろんな料理で楽しめるようですが、 やはりさんまは、 個人的には 焼く、刺身、その2択だと思いますね。 そうそう今朝は大分からの カゴカキダイ発見! そしてこんなのも あっそうそう、うねりが残って今朝はなし! てっきりそう思っていた平塚から 午前6時頃、 日海丸分入荷でした。

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真加治木(富山)

2025年10月08日
今月は富山から こんな魚の入荷が2回目 小さいながらもマカジキでございます、 ただめちゃ小さいですね。 今日と舞鶴から来ていたサワラと大した違いがありませんでした。 「カジキマグロ」などと呼ばれることがありますが マグロとは縁もゆかりもございません。 古く関東では赤身の刺身でもっとも人気の高い魚だったらしい、 特に冬に千葉県などで行われている 突きん棒漁で上がったものは人気があって高級料亭などで出されていたそうです。 これがいつの間にか関東での赤身はマグロに交代してしまいました。 本種をもっとも好むのは 北陸金沢市周辺で当地では「わさら」と呼び、 標準和名のサワラを「やなぎ」と呼ぶ、 国内でも…

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佐賀・芝海老

2025年10月07日
仲卸・八丁平で見かけたこいつ 佐賀県・芝海老 これを使った かき揚げ天婦羅、最高なんですよ! クルマエビ科の小エビで、 東京湾以南の比較的大きな内湾に生息する小型のエビ。 古くは日本各地で水揚げされていたが、 現在では三河湾、瀬戸内海、有明海などが産地。 シバエビの名の由来が 東京都内の芝にあるとされることからも、 古くは江戸湾(東京湾)でも揚がっっていたことがわかる。 ある意味、内湾の環境によって激減することが東京湾の現状からもわかる。 戦後まで健在であった 東京湾の打たせ網でまとまってとれ、 比較的安かったので、東京ならではの伝統的な料理である江戸前天ぷらなどに使われていた。  

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週はじめ!

2025年10月06日
午前4:30分の定刻セリ 卸会社・横浜丸魚のセリは 小柴の太刀魚、本牧のキス、佐賀の小肌、 そして金沢区富岡(写真右側)の魚達でした。 それを終え、しばらくすると 平塚の魚が入荷をしてきました。 MVI_6679 横須賀・佐島からは御覧の綺麗なソコイトヨリが 鮪のセリ場には 箱に入りきらないために頭を切られたメキシコ産の本鮪の姿も そうそう、今朝は日の出がなんともでしたよ。

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日ごと、週ごと、月ごと

2025年10月05日
この1~2週間、福岡からが多いけど メジの入荷が多いような気がします。 山口・下関 そして珍しいいえば 横浜市、金沢区・富岡からのハゼ 昔はポピュラーな魚でしたが、今は超の付く高級魚になっちゃいましたね。 そして天婦羅になるために生まれてきた ギンポも見かけました! 週替わりで目立つ魚 たまさかその日に入荷の珍しい魚 そして月ごとに潤沢に入荷する 今期のサンマの様な とにかく卸売場、仲卸売場を 毎日観察していると、いろんな気付きがあって 市場という所は、なかなか興味深い場所ではありますよ。

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ロモ肉

2025年10月04日
仲卸・大政に メローを発見! 産地はなんとイギリス? そしてこの文字 ※ 魚の「頭とカマの間の部位」を指す言葉です。 また、スペイン語の「lomo」は「ロース肉」を意味し、 この言葉を使った家庭料理のメニューもあります。

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珍魚&高級魚

2025年10月03日
仲卸・伊勢三に チカメキントキと一緒に 小型ではありましたが鹿児島からの センネンダイの姿 大きいのになると1m越え 非常に高価な魚になっています。

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温暖化とサワラ

2025年10月02日
水曜日定休明けの今朝は 鰆の姿が多くみられました。 こちらは容器である発砲から 頭と 尻尾が はみ出た 三重県・南伊勢町からのオキザワラ こちらは横須賀・佐島 韓国 鳥取・境港 温暖化の恩恵にあずかっている魚種の一つであります。 地球温暖化による海水温の上昇はサワラの生息域を北上させ、 日本海や東北地方でサワラの漁獲量が増加するなどの影響を与えています。 従来の春が旬とされてきたサワラが、 冬の「寒ザワラ」が一番脂が乗って美味しいとされるなど、 旬の時期や漁獲の状況が変化しています。

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