魚市場ブログ

魚市場ブログ一覧

農林大臣

2025年10月31日
あっという間に10月も終わりました 残すところはもう2ヶ月です。 今年はどんな歳末になるのでしょうか。 さんまの想定外豊漁 そしてそれに続いたスルメイカの予想外 結果枠を超えて3月までの休漁措置については いろんなところで波紋を呼んでいますね。 話変わりますが 素晴らしい農林大臣が就任をしてくれました 彼は「農」の方がスペシャリストの様ですが あの志、姿勢で水産業の方も 是非改革をしていただきたいと思いますね。 主要のポストは そこにふさわしい人物がそこそこの期間勤めないと 変革、基盤整備にはつながりませんから。 全国の中央卸売市場のトップもまた然り!

続きを読む

カスべのほっぺ

2025年10月30日
『鱈のほっぺ』という食材はありますが 今朝は 『カスべのほっぺ』を発見! コラーゲンが豊富で、 プルプルした身と軟骨のコリコリした食感が特徴で、 唐揚げや煮つけなどにして食べられます、 1匹から2つしか取れない希少な部位とのことであります。 値段は記せないですが 高価ではありませんから、一度試してみてください。 ちなみに売っていたのは仲卸・八丁徳さんでした。 あっこれもこの店に置いてありました ニギス、天婦羅用、これは便利! こちらもお手頃価格でしたよ。

続きを読む

知恵を絞って

2025年10月29日
このところ横浜中央卸売市場には 鳥取や福島から、テニスプレーヤーの錦織さんが有名にした魚が 頻繁に入荷をしてきます。 ただ超高級魚のそれではなく、御覧のかわいいサイズで 鳥取産 福島産は鳥取産よりさらに小型で入荷をしてきます。 福島産 当然のことながら値段の方は大型に比べれば月とすっぽん でも使いかたひとつ、そしてひと手間かければ 大型に負けない質を提供ができます。 新子たちと同様 鮨での一貫付にでも使ったなら、その価値は爆あがり! そう確信いたしますね。 市場にはこのように工夫次第で化ける魚も入荷をしてくるので ここはひとつ、知恵を絞って大いに使ってもらいたいものです、 みすみす儲けの種を見…

続きを読む

11月イベント

2025年10月28日
いよいよ近づいて参りました! 横浜中央市場の年間最大イベントがです。 11月9日(日) 午前8:00スタートでございます。 また11月29日は 横浜市内で多店舗展開をしている シチリア料理のグランデューカのオーナー・シェフを迎えて 11月も盛りだくさん!

続きを読む

市場からの日の出

2025年10月27日
横浜港を見渡せる 絶好の秘密ポイントが 市場には存在をしています なにより この日の出を撮影した場所からの 横浜港花火は最高なんですよ 横浜の日の出 今朝は5:59分 日の出の時間もそうですが 昇ってくる位置も 日に日に変化をいたします 正月にかけて もっと右に移動をしていきますです しばらくぶりの好天 今週は魚が多くいらっしゃるかな?    

続きを読む

市場の学校 収録

2025年10月26日
高校生による 横浜中央卸売市場のフィールドワークは ただいま1年半を経過しています。 今期は5校60名の生徒が参加をしてくれ ※プロモーション ※商品開発 ※サービス の3部門に分かれて、様々な取り組みをしています。 昨日はそんな活動の一端を 愛知テレビが取材をしてくれました。 仲卸店舗を5軒めぐり 組合応接室でも1時間ばかり 市場総体の話を荒井理事にしてもらい 最後は食堂街のここで こんな昼飯をいただきました 12月6日(土)に、市場内で 市場の関係者に今までの取り組み発表をしたいと考えているようです。 ps 昨日のオンエアは11月29日 テレビ東京 16:00~ カズレーサーさんの番組で紹…

続きを読む

魚の缶詰

2025年10月24日
今朝の朝日新聞から 好調な鰯と不調な鯖 今までもそうでしたが、 この2魚種は相反するトレンドで推移してきましたからね。 鯖の漁獲高 5年でほぼ半減! 缶詰生産量 前年比減少数値 ※ さんま 21%   ※ 鮭   16%   ※ 鯖   7%   ※ 鰯   17% レトルトパウチの普及も減少の一因になってるようです。

続きを読む

市場で最近見かける「ブラウンクラブ」

2025年10月23日
市場で最近「ブラウンクラブ」というカニを見かけるようになりました。 甲羅が栗色でずっしり大きく、日本のズワイやタラバとは雰囲気が少し違います。気になって調べてみると、正式にはヨーロッパイチョウガニと呼ばれる種類で、学名は Cancer pagurus。北海や大西洋沿岸でよく獲れるカニで、特にアイルランドやイギリスでは定番の食材だそうです。   実際に手に持ってみると、とにかくずっしり重い!! 甲羅は分厚くて安心感があり、黒く大きなハサミは存在感抜群。持ち上げた瞬間に伝わる重みで、身がしっかり詰まっているのがわかります。 日本で馴染みのあるズワイやタラバのように「足を豪快に食べる」カニ…

続きを読む

スルメイカ休漁

2025年10月23日
今朝も、北海道から入荷をしてました スルメイカですが、 小型イカ釣り漁船のスルメイカ漁が 水産庁が管理する漁獲枠を超え、 なんと10月22日から当面の休漁が決まりました。 2025年の小型イカ釣り漁船のスルメイカ漁獲量は、 10月に全国で5800トンを超え、 水産庁が管理する漁獲可能量4900トンを超過しました。 青森県や岩手県ではすでに休漁措置が取られていて、 「北海道いか釣漁業協会」も22日から当面の休漁を決めました。 漁業関係者からは 「誰がとったんだ。教えてや。なんで俺たちが割を食わなきゃいけないんだ」 「漁師だけではなくて関わっている人たち・売る人・運ぶ人・燃料屋さん、 全部の経済に…

続きを読む

処理方法

2025年10月22日
市場内でよく見かける魚の処理について 血抜き  血が全身に回るのを防ぎ、 血抜きを適切に行うことで血生臭さや不快な臭みがなす。  適切な血抜きは、身が血で赤っぽくなるのを防ぎ、 くすみのない透き通った飴色になります。  神経締め 魚の鮮度や味、食感を向上させるための伝統的な技術です。 生きた魚の脳を破壊した後、 脊髄に通したワイヤーで神経を破壊することで、 死後硬直を大幅に遅らせ、鮮度を長く保つことができます。  魚が暴れることによる体温の上昇や乳酸の蓄積を防ぎ、 鮮度低下の要因となる細菌の繁殖を抑える。 死後硬直を遅らせることで、 魚の筋肉内の旨味成分(イノシン酸など)が 分解されるまでの時…

続きを読む

Page Top
language