魚市場ブログ
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11月イベント
2025年10月28日
いよいよ近づいて参りました! 横浜中央市場の年間最大イベントがです。 11月9日(日) 午前8:00スタートでございます。 また11月29日は 横浜市内で多店舗展開をしている シチリア料理のグランデューカのオーナー・シェフを迎えて 11月も盛りだくさん!
市場からの日の出
2025年10月27日
横浜港を見渡せる 絶好の秘密ポイントが 市場には存在をしています なにより この日の出を撮影した場所からの 横浜港花火は最高なんですよ 横浜の日の出 今朝は5:59分 日の出の時間もそうですが 昇ってくる位置も 日に日に変化をいたします 正月にかけて もっと右に移動をしていきますです しばらくぶりの好天 今週は魚が多くいらっしゃるかな?
市場の学校 収録
2025年10月26日
高校生による 横浜中央卸売市場のフィールドワークは ただいま1年半を経過しています。 今期は5校60名の生徒が参加をしてくれ ※プロモーション ※商品開発 ※サービス の3部門に分かれて、様々な取り組みをしています。 昨日はそんな活動の一端を 愛知テレビが取材をしてくれました。 仲卸店舗を5軒めぐり 組合応接室でも1時間ばかり 市場総体の話を荒井理事にしてもらい 最後は食堂街のここで こんな昼飯をいただきました 12月6日(土)に、市場内で 市場の関係者に今までの取り組み発表をしたいと考えているようです。 ps 昨日のオンエアは11月29日 テレビ東京 16:00~ カズレーサーさんの番組で紹…
魚の缶詰
2025年10月24日
今朝の朝日新聞から 好調な鰯と不調な鯖 今までもそうでしたが、 この2魚種は相反するトレンドで推移してきましたからね。 鯖の漁獲高 5年でほぼ半減! 缶詰生産量 前年比減少数値 ※ さんま 21% ※ 鮭 16% ※ 鯖 7% ※ 鰯 17% レトルトパウチの普及も減少の一因になってるようです。
市場で最近見かける「ブラウンクラブ」
2025年10月23日
市場で最近「ブラウンクラブ」というカニを見かけるようになりました。 甲羅が栗色でずっしり大きく、日本のズワイやタラバとは雰囲気が少し違います。気になって調べてみると、正式にはヨーロッパイチョウガニと呼ばれる種類で、学名は Cancer pagurus。北海や大西洋沿岸でよく獲れるカニで、特にアイルランドやイギリスでは定番の食材だそうです。 実際に手に持ってみると、とにかくずっしり重い!! 甲羅は分厚くて安心感があり、黒く大きなハサミは存在感抜群。持ち上げた瞬間に伝わる重みで、身がしっかり詰まっているのがわかります。 日本で馴染みのあるズワイやタラバのように「足を豪快に食べる」カニ…
スルメイカ休漁
2025年10月23日
今朝も、北海道から入荷をしてました スルメイカですが、 小型イカ釣り漁船のスルメイカ漁が 水産庁が管理する漁獲枠を超え、 なんと10月22日から当面の休漁が決まりました。 2025年の小型イカ釣り漁船のスルメイカ漁獲量は、 10月に全国で5800トンを超え、 水産庁が管理する漁獲可能量4900トンを超過しました。 青森県や岩手県ではすでに休漁措置が取られていて、 「北海道いか釣漁業協会」も22日から当面の休漁を決めました。 漁業関係者からは 「誰がとったんだ。教えてや。なんで俺たちが割を食わなきゃいけないんだ」 「漁師だけではなくて関わっている人たち・売る人・運ぶ人・燃料屋さん、 全部の経済に…
処理方法
2025年10月22日
市場内でよく見かける魚の処理について 血抜き 血が全身に回るのを防ぎ、 血抜きを適切に行うことで血生臭さや不快な臭みがなす。 適切な血抜きは、身が血で赤っぽくなるのを防ぎ、 くすみのない透き通った飴色になります。 神経締め 魚の鮮度や味、食感を向上させるための伝統的な技術です。 生きた魚の脳を破壊した後、 脊髄に通したワイヤーで神経を破壊することで、 死後硬直を大幅に遅らせ、鮮度を長く保つことができます。 魚が暴れることによる体温の上昇や乳酸の蓄積を防ぎ、 鮮度低下の要因となる細菌の繁殖を抑える。 死後硬直を遅らせることで、 魚の筋肉内の旨味成分(イノシン酸など)が 分解されるまでの時…
鰯各地から!
2025年10月21日
愛知からかなりの数量の シコイワシ マイワシ(ヒラゴ) が入荷をしていました。 ※ 平子鰯 真いわしの 幼魚のことで、体長が小さい時期の真いわしを指します。 煮干し(平子煮干し)としてもよく使われます。 片口いわしと比べて魚臭さが少なく、 上品でコクのある、うま味の強いだしが取れます。 また、まるごと調理できるため、 唐揚げや天ぷらとしても食べられ、栄養価も高いのが特徴です 北海道からも 脂乗り乗りが入荷! そしてこの頃では なんと鹿児島からも 著名な鰯産地、石川県・七尾、大阪湾なども名を連ねます。 鰯が好調なのに反して、鯖はイマイチ、 傾向として鯖とイワシが 同時豊漁のトレンドは…
キスに似ているけど別モノ? 今が旬のニギス
2025年10月20日
市場で時々見かける「ニギス」という魚。名前を聞くと「キスの仲間なのかな?」と思ってしまいますが、実はまったく別の魚です。漢字では「似鱚」と書かれることもあり、その名のとおり姿がキスに似ていることから名付けられたそうです。 細長い体と銀色の輝きは確かにシロギスを思わせます。でも分類はキスとは全く異なる「ニギス科」という独自のグループで、深海の砂泥底に棲む魚。主に日本海側で水揚げされ、石川県では「メギス」と呼ばれ、地元ではとても親しまれています。 実は私はまだ食べたことがありません。ですが調べてみると、今(秋から冬にかけて)がまさに旬。特に寒い季節には脂がのって旨味が増し、焼き物やフライ、干物にす…
10月後半でも見かけるキハダマグロ
2025年10月20日
ここ最近、平塚の競り場でキハダマグロの姿をよく目にします。「もう秋も深まったのに?」と驚く方も多いのではないでしょうか。 本来キハダマグロは、夏から秋口にかけて相模湾に回遊してくるマグロ例年であれば、10月も後半になればシーズンの終わりを感じる頃ですが、今年もまだ姿を見せています!! その理由のひとつが相模湾の豊富なベイト(イワシ・サバなどの小魚)餌が十分にあることで、マグロが湾内に長く留まる傾向が出ています。また、近年は海水温の推移が例年と異なり、「まだ水温が高めに推移している」ことも、マグロの回遊を後押ししているようです。 実際に競り場で見かけるのは20〜40kgクラスが中心。中には50k…


