魚市場ブログ

魚市場ブログ一覧

なぜ市場で働くようになったのか?

2025年08月21日
高校生による「表題」のインタビューを敢行しました。 世襲で引き継いでいない方を対象に 仲卸各店の面々に突撃インタビューを敢行!   なんと、仲卸組合の理事長のところにも 総じて言えることは 皆さん「魚が好き!」、それと神の見えざる手(笑) むろつよし さんも 実は2年ほど我市場、横浜中央卸売市場の 仲卸・八丁平でアルバイトをしていたことが! TVで「ネコ」引き自慢をしたことも これがもっぱら、鮪を運ぶ台車「ネコ車」

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秋の味覚ぞくぞく登場!

2025年08月21日
市場に生筋子が並び始めました。 今年も生筋子が市場に登場。出始めなので粒が細かいです! 生筋子は秋が深まるにつれて粒が大きくなり、ぷちっと弾けるような食感や濃厚な旨みに変わっていきます。 今の時期は柔らかく繊細で、まさに出始めって感じ! 秋刀魚も入荷しています。今年の秋刀魚は漁獲量こそ少なめですが、魚体は例年より大きめ。市場では「9入れ」「10入れ」 と呼ばれる特大サイズが並び、迫力ある姿に目を引かれました。焼けば皮は香ばしく、身はふっくら。こちらも旬の始まりを感じさせてくれる魚です。 また今日は平塚の追っ駆けでバショウカジキが2匹入荷していました。重さは28キロと18キロで、これも秋を代表す…

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引き続きサンマニュース

2025年08月18日
週明けですが今日も魚はめちゃ少ない! そんななかサンマは今日も引き続き入荷をしてきました。 根室からです。 2㎏13尾のサンマの山が目につきました 魚体はといえば、いやいや充分すぎるサイズです。 でこの仲卸店舗の表示値段をみてびっくり えっ一日でこんなに暴落(笑)ですか? 一挙に庶民の味レベルまで、落ちて参りました。 中にはこんな大きなサイズを並べている店もありで 今年は良型を含め、めちゃ期待できそうですね。

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連休明けのサンマ入荷

2025年08月16日
3連休明けの今朝、まだ産地は盆休みなんでしょうか 魚はめちゃ少なく、セリ場はガラガラ! そんななか午前5:30頃、平塚から『日海丸』の朝どれが 鰺・鯖メインで入荷してきました。 量的にはたいしてことはありませんでしたが、 少しは賑わいが生まれて何より。 仲卸売り場を巡ると 御覧のサンマの箱の山に遭遇 漁の主力となるサンマの棒受網漁の大型船による 新物が入荷してきました。 2㎏箱で13尾だとこんなところでした。 まあ、そこそこいただけるサイズでしたよ。 値段を聞いてみたら、 まだまだ、とても庶民の手の届く領域ではありませんでしたが。 サンマ漁の最盛期は2008年の34.3万トンで昨年は3.9万ト…

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連休に思う

2025年08月15日
13日から3連休中の横浜中央市場です、 明日16日の土曜日に店を開けるとまた次は日曜休み。 昔のことで甚だ恐縮ですが70年前位は 2の付く日(2日.12日.22日)なんと月に3日しか休みがありませんでした。 それほど忙しかったんですね。 まあスーパーとの取引のある所は 遥か昔と変わらない営業をしてるかと思いますが 今や休みの多さは(日祭日&水曜日)隔世の感があります。 それに加えて今は「働き方改革」の名のもとに8時間労働が法令化され 長時間労働もままならない事態になっています。 働く人にとって休みが多く、時間をたっぷり使える、 それはそれで結構なことですが、 果たしてそれで会社が成り立っていく…

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市場プロモーション動画

2025年08月14日
一件の仲卸のCMとも受け取られますが 横浜中央市場の水産部全体をよく表現してくれている動画だと思います。 きっと海外のバイヤー、あるいは海外のレストラン向けに作られていると思われます。 横浜中央市場にアクセスがあって輸出の促進が進めばいいですね。 じっくり眺めてみてください。

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シマアオダイ

2025年08月12日
仲卸・伊勢三で発見! 鹿児島からのシマアオダイ おそらく横浜中央市場に初登場ではないかしらん。 主に鹿児島、沖縄などのやや深場で揚がる魚で、 温暖化のためか漁獲される値域が北上傾向にあり、 紀伊半島、伊豆諸島などでも揚がるようになってきている。 アオダイと比べると漁獲量は少ない。 味はアオダイよりも上とのこと、高級魚である。 旬は不明! 鱗は普通であまり硬くなく取りやすい。 皮はやや厚く強くて骨はあまり硬くない。 血合いが赤く、透明感のある白身。熱を通しても硬くしまらない。

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市場の学校(高校生60人による市場研究)

2025年08月10日
現在6校、60名の高校生たちが 市場をいろんな角度から眺めてくれています。 今年は日本最大の食の展示会『フーデックス』での 横浜中央卸売市場ブースの ディスプレイ、各店(6店舗)のポップ、なども制作してくれました。 また開催日当日は店頭で来場者の呼び込み、アンケート調査も。 今期は「プロモーション」「サービス」「商品開発」の みっつのカテゴリーで、いろいろと考えトライをしてくれてます。 市場開放日の昨日は 「魚ガチャ」、「飲食店とのコラボ」というお題で 仲卸の面々にインタビュー アンケート調査が終わると、仲卸組合の応接室で ヒヤリングの中身を整理、そしてプロジェクトの詰め 普段は口の重い仲卸の…

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高知県産4.7キロの金目鯛

2025年08月09日
今朝の市場で、大きな金目鯛に出会いました。 高知県産で、重さはなんと4.7キロ!! 高知県は金目鯛の漁獲量が全国4位、西日本では1位を誇り、特に室戸市沖は急深な海底地形と黒潮の恩恵を受けた好漁場です。 港から漁場までが近く、「日戻り漁」により釣ったその日のうちに水揚げされるため、鮮度は抜群。金目鯛は一年中水揚げされますが、 7〜9月ごろは産卵を控えて身がふっくらし、脂もたっぷり乗る旬の時期です。 今朝見かけた大物も、この季節ならではの迫力と旨みが詰まった一尾でした。

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漁業権と市場法の改正がもたらす本当の危機

2025年08月08日
こんにちは。今回はちょっと真面目な話です。私たちの食卓に当たり前のように並ぶ「魚」。その魚が、今後食べられなくなるかもしれない——そんな現実が、静かに進行しています。 🐟 サーモンはもう外資の支配下? 近年、ノルウェーやアラブ資本などの外国企業が、日本国内でサーモン養殖を始めています。 🇳🇴 ノルウェー:静岡県で完全陸上養殖(Proximar Seafood) 🇦🇪 アラブ首長国連邦:三重県で養殖計画中(Pure Salmon) どちらも高級志向のアトランティックサーモンを養殖し、輸出も視野に入れています。 つまり今後、「外資が育てた魚を日本人が買う」時代が当たり前になる可能性があるということ…

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