魚市場ブログ

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行く末

2025年09月28日
現在、横浜中央市場の水産部は 毎週の土曜日 8:00~ 一般の方を受け入れています。 第一、第三にはそれぞれイベントも企画し 第二、第四は、買い物の中に楽しみも作っています。 翻って通常営業の仲卸売場は実に閑散としていますし 顧客獲得のための策もこれといって見当たりません、 さてこの由々しき問題、課題をどう解決していくか。 まずは これからの市場のあり方について B to B で行くのか いっそ B to C の観光市場にするのか あるいは早朝タイム、 例えば8:00まではB to B それ以降はB to C のハイブリッドにするのか そんな声が、ぼちぼち聞こえてきてもいいと思いますが。 &n…

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現状報告

2025年09月26日
卸会社2社の売上内販売先比率 横浜市場の水産部の仲卸比率 今や33.6% 年度別の推移は 仲卸が卸会社を介さないで買った金額は そんなこんなも含めて 今日は農水の方々と意見交換会

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嬉しい異変が続く!

2025年09月26日
なんとも嬉しい さんまの異変 その後を追うように 大平洋岸のスルメイカにも異変が起きている。 今期は八戸港や三沢漁港で 前年比6~8倍の漁獲量になるなど早くも当初枠に迫る好漁が続いていた。 不漁傾向だったスルメイカの資源量増加について 「黒潮大蛇行」の終息を指摘する声が上がるが、 専門家によると科学的根拠に基づく背景は明らかになっていない。 寿命が1年とされるスルメイカは、 漁獲や捕食されずに成熟した親魚の数が翌年の資源となる産卵数、幼生数を左右する。 水産庁は今回のTAC変更に当たり、 水産研究・教育機構が示した三陸沖の漁獲状況のほか、 資源再建計画などに基づき漁獲予測値を算出しており 資源…

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水曜休に思う

2025年09月24日
昨日は祭日、そして休み明けだが今日は「水曜日」 休み明けにも関わらず、水曜日ということもあり 今朝は臨時休業の店が多数ありました。 開けてても、通常とはまるで、気のない店頭 昨日休みだったのにもなぜ今日も休むの? だって ※ 水曜日は開けててもお客さんが来ないから もう一つは ※ 働き方改革 その法令順守のために   開市の水曜日を使う さて国が定めた働き方改革って、いったい誰のため? 働きたい人間が十分に働けない 総労働時間が決められているから残業なども削られ、収入が減る。 途中からアルバイト、副業はオーケーおかしくないですか? PS 10月15日 9:00~14:00 年末展示会 開催です…

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湘南、平塚、大磯

2025年09月23日
今日は祭日だから 平塚も、大磯も、漁はお休み。 昨日は休み前に2漁港にぶらり行ってまいりました。 鎌倉の配達ついでに 湘南の海を眺めながら、江の島 茅ヶ崎。そして平塚へと 駐車場に車を停め、スロープを下る、両サイドには たま三郎 MVI_5720 あいにく、川長さんは沖に出ていて不在 しかし平塚はほぼ毎日、この定置網で獲れた魚を 横浜中央市場にもってきてくれます。 方やすっかり御無沙汰の大磯ですが じっくり待って、その日が来るまで 大磯漁港隣接の施設に直売所の魚 リーズナブルの価格提示

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価格なりの価値

2025年09月22日
左が2㎏で9尾入りのサンマ、一匹222g 右が江戸前の魳(かます)でございます。 手に取ってみると 御覧の大きさ、もちろん味の方も申し分なしでしょう。 ところで、今年はサンマが大きく安い! 確かに去年に比べれば(昨年は小さく、細くて高い) でもその中でもいろいろサイズがあります 2㎏で最高は8尾から始まり御覧の9尾~14尾位まで 1尾入り数が違うと、値段も格段に差が付きます。 カマスも同様、捕れた場所、サイズ 同じカマスでも値段の方は月とすっぽん 高い魚は、やはりそれなりの価値がございます。 そうそう鯵なんかも、高いやつはそれなりの価値を有します。

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さんまに続くか!

2025年09月21日
記録的な不漁が続いていた北海道南部のスルメイカ漁ですが、 9月に入り水揚げが増え函館市の市場は活気づいているそうです。 道南のスルメイカ漁は、 初日の水揚げを断念するなど不漁が続いていましたが 9月に入り状況が一転! 9月20日は約15トン水揚げされ、 市場の取扱量は2024年9月の21トンを既に大幅に上回っています。 函館魚市場によりますと、苫小牧沖など太平洋側での漁が好調だということです。 「不漁続きの中でまとまった量があるのが続いているのはすごくいいこと」 全国的にも、太平洋側の漁獲量が増えていて、 水産庁は2025年度の漁獲枠を現状から34%増やすことを決めたそうです。 さんまに続き、…

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旬の名残

2025年09月20日
三重県から「赤ウニ」 主に6月から8月頃が旬で、 特に熊野灘沿岸の紀北町や鳥羽の安楽島などで漁獲されます。 天然の「アカウニ(赤海胆)」は、 浅い海の石や岩礁に生息し、赤褐色の体色が特徴です。 そのまま味わうのが一般的で、 獲れる場所が限られるため、希少な高級品として扱われます。 9月下旬の今日は、「旬の名残」かな。

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初物

2025年09月19日
初物が入荷! ただ初物は秋田ではなく北海道産でございましたね。 その漁の変遷は 最盛期1966年(昭和41)は秋田県で2万1000tも捕れていたんですね。 このグラフをよく眺めてみてください。 恐ろしい減り方であります。 1978年(昭和53)に確か 3500tぐらいに激減したのを契機として、減り方が急激になってきた。 それで1991年(平成3)には、とうとう71tしか捕れなくなったんです。 ちなみに昨年は110トン(2024年9月~2025年6月) 12月に産卵に来る秋田水域は9度の適水温でしたが 温暖化の影響でどうやら北上をしている様子 さて今後どうなっていくのでしょうか?  

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ヤガラさん

2025年09月15日
笊に乗せられたトランペットのような魚 大分県、豊後水道で獲れたヤガラでございます。 たまさか訪ねた横浜関内の鮨店、 目の前でそいつをおろしてくれましたが けっこう捌きに手間取ってましたね、 それというのも、骨が三角形でスパッといかない。 でどんな風になって出てくるのだろうって思っていたら 奥に隠れて見ずらいですが 焼き物となって出てまいりました。 脂こそ薄いものの、 店主曰く、味わい滋味深くて、 焼き物にしたら最高の魚のひとつであると。 そんな講釈を聞いて 口に入れてみましたら、なるほど納得!でございましたです。

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