魚市場ブログ

お魚ニュース

価格なりの価値

2025年09月22日
左が2㎏で9尾入りのサンマ、一匹222g 右が江戸前の魳(かます)でございます。 手に取ってみると 御覧の大きさ、もちろん味の方も申し分なしでしょう。 ところで、今年はサンマが大きく安い! 確かに去年に比べれば(昨年は小さく、細くて高い) でもその中でもいろいろサイズがあります 2㎏で最高は8尾から始まり御覧の9尾~14尾位まで 1尾入り数が違うと、値段も格段に差が付きます。 カマスも同様、捕れた場所、サイズ 同じカマスでも値段の方は月とすっぽん 高い魚は、やはりそれなりの価値がございます。 そうそう鯵なんかも、高いやつはそれなりの価値を有します。

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さんまに続くか!

2025年09月21日
記録的な不漁が続いていた北海道南部のスルメイカ漁ですが、 9月に入り水揚げが増え函館市の市場は活気づいているそうです。 道南のスルメイカ漁は、 初日の水揚げを断念するなど不漁が続いていましたが 9月に入り状況が一転! 9月20日は約15トン水揚げされ、 市場の取扱量は2024年9月の21トンを既に大幅に上回っています。 函館魚市場によりますと、苫小牧沖など太平洋側での漁が好調だということです。 「不漁続きの中でまとまった量があるのが続いているのはすごくいいこと」 全国的にも、太平洋側の漁獲量が増えていて、 水産庁は2025年度の漁獲枠を現状から34%増やすことを決めたそうです。 さんまに続き、…

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旬の名残

2025年09月20日
三重県から「赤ウニ」 主に6月から8月頃が旬で、 特に熊野灘沿岸の紀北町や鳥羽の安楽島などで漁獲されます。 天然の「アカウニ(赤海胆)」は、 浅い海の石や岩礁に生息し、赤褐色の体色が特徴です。 そのまま味わうのが一般的で、 獲れる場所が限られるため、希少な高級品として扱われます。 9月下旬の今日は、「旬の名残」かな。

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初物

2025年09月19日
初物が入荷! ただ初物は秋田ではなく北海道産でございましたね。 その漁の変遷は 最盛期1966年(昭和41)は秋田県で2万1000tも捕れていたんですね。 このグラフをよく眺めてみてください。 恐ろしい減り方であります。 1978年(昭和53)に確か 3500tぐらいに激減したのを契機として、減り方が急激になってきた。 それで1991年(平成3)には、とうとう71tしか捕れなくなったんです。 ちなみに昨年は110トン(2024年9月~2025年6月) 12月に産卵に来る秋田水域は9度の適水温でしたが 温暖化の影響でどうやら北上をしている様子 さて今後どうなっていくのでしょうか?  

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ヤガラさん

2025年09月15日
笊に乗せられたトランペットのような魚 大分県、豊後水道で獲れたヤガラでございます。 たまさか訪ねた横浜関内の鮨店、 目の前でそいつをおろしてくれましたが けっこう捌きに手間取ってましたね、 それというのも、骨が三角形でスパッといかない。 でどんな風になって出てくるのだろうって思っていたら 奥に隠れて見ずらいですが 焼き物となって出てまいりました。 脂こそ薄いものの、 店主曰く、味わい滋味深くて、 焼き物にしたら最高の魚のひとつであると。 そんな講釈を聞いて 口に入れてみましたら、なるほど納得!でございましたです。

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工夫して

2025年09月14日
嬉しい誤算の今年のサンマ漁 とにかく豊漁でございます、 昨日もセリ場からあふれているシーン しかも型も大きく! そしてお手頃な価格 さんま大好きでよく焼いて食べる方は そろそろ飽きが・・・・ そんなときは食べ方を変えて ちょいとおしゃれにカルパッチョ あとは甘酢でしめて、表面を炙って押しずしなんて いろいろ工夫して 想定外の秋の味覚を楽しんでください。

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いよいよ秋です!

2025年09月13日
卸のセリ場 仲卸売場 ふと眺めれば いつの間にやら、秋が来ています。 流石の猛暑、酷暑もどこかに行って 気温の方も今朝は一段の低下といったところ。 嬉しい誤算(笑)は サンマの豊漁や 福島からの天婦羅最高のこの魚 めごち 別名 ねずっぽ 7年に及んだ黒潮大蛇行が終息をしたおけげでしょうか? 自然界のことは、 とにかく全くの予測不能ではありますね。 どうか今後も、嬉しい誤算が続きますように。  

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売り先あるの?

2025年09月12日
他の魚をしり目に 今日も絶好調のっさんまの入荷! セリ場も 置ききれないで外にも 仲卸売り場にも あふれておりまする。

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24時間休漁

2025年09月06日
自然のことは全く予想がつかない 今期のサンマ漁、なんととれ過ぎで、漁を一時中断をするらしい。 サンマの大豊漁により、 北海道根室の花咲港で 水揚げがパンク状態となったため、 全国さんま棒受網漁業協同組合は 9月4日に漁業制限(24時間休漁)を発令しました。 これは2012年以来13年ぶりの発動で、 不漁が続いていた近年の状況とは対照的に、 人手や資材の不足、処理能力を超えた水揚げが原因です。 とネットにあがっていました。 めずらしく嬉しいニュースではあります。 セリ場も 仲卸の店頭も 台風一過の今朝ですが まさに、さんまだらけ!でございます。

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判別方法

2025年09月05日
こんな毛ガニを見つけました! 甲羅に、足に、フジツボが付着をしている、 フジツボ付、調べてみると ※ 動かないで海底にじっとしているから ※ 脱皮してかなりの時間がたっているから 等がその理由で 故に身がしっかり入っている個体の証とされるみたい かたや、外見が綺麗な方がやはり旨い なんていう人もいる。 どちらが正しいのか、 買って食べてみるしか、答えはないかも。

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