魚市場ブログ

お魚ニュース

佐賀・芝海老

2025年10月07日
仲卸・八丁平で見かけたこいつ 佐賀県・芝海老 これを使った かき揚げ天婦羅、最高なんですよ! クルマエビ科の小エビで、 東京湾以南の比較的大きな内湾に生息する小型のエビ。 古くは日本各地で水揚げされていたが、 現在では三河湾、瀬戸内海、有明海などが産地。 シバエビの名の由来が 東京都内の芝にあるとされることからも、 古くは江戸湾(東京湾)でも揚がっっていたことがわかる。 ある意味、内湾の環境によって激減することが東京湾の現状からもわかる。 戦後まで健在であった 東京湾の打たせ網でまとまってとれ、 比較的安かったので、東京ならではの伝統的な料理である江戸前天ぷらなどに使われていた。  

続きを読む

週はじめ!

2025年10月06日
午前4:30分の定刻セリ 卸会社・横浜丸魚のセリは 小柴の太刀魚、本牧のキス、佐賀の小肌、 そして金沢区富岡(写真右側)の魚達でした。 それを終え、しばらくすると 平塚の魚が入荷をしてきました。 MVI_6679 横須賀・佐島からは御覧の綺麗なソコイトヨリが 鮪のセリ場には 箱に入りきらないために頭を切られたメキシコ産の本鮪の姿も そうそう、今朝は日の出がなんともでしたよ。

続きを読む

日ごと、週ごと、月ごと

2025年10月05日
この1~2週間、福岡からが多いけど メジの入荷が多いような気がします。 山口・下関 そして珍しいいえば 横浜市、金沢区・富岡からのハゼ 昔はポピュラーな魚でしたが、今は超の付く高級魚になっちゃいましたね。 そして天婦羅になるために生まれてきた ギンポも見かけました! 週替わりで目立つ魚 たまさかその日に入荷の珍しい魚 そして月ごとに潤沢に入荷する 今期のサンマの様な とにかく卸売場、仲卸売場を 毎日観察していると、いろんな気付きがあって 市場という所は、なかなか興味深い場所ではありますよ。

続きを読む

ロモ肉

2025年10月04日
仲卸・大政に メローを発見! 産地はなんとイギリス? そしてこの文字 ※ 魚の「頭とカマの間の部位」を指す言葉です。 また、スペイン語の「lomo」は「ロース肉」を意味し、 この言葉を使った家庭料理のメニューもあります。

続きを読む

珍魚&高級魚

2025年10月03日
仲卸・伊勢三に チカメキントキと一緒に 小型ではありましたが鹿児島からの センネンダイの姿 大きいのになると1m越え 非常に高価な魚になっています。

続きを読む

温暖化とサワラ

2025年10月02日
水曜日定休明けの今朝は 鰆の姿が多くみられました。 こちらは容器である発砲から 頭と 尻尾が はみ出た 三重県・南伊勢町からのオキザワラ こちらは横須賀・佐島 韓国 鳥取・境港 温暖化の恩恵にあずかっている魚種の一つであります。 地球温暖化による海水温の上昇はサワラの生息域を北上させ、 日本海や東北地方でサワラの漁獲量が増加するなどの影響を与えています。 従来の春が旬とされてきたサワラが、 冬の「寒ザワラ」が一番脂が乗って美味しいとされるなど、 旬の時期や漁獲の状況が変化しています。

続きを読む

塩竃ひがしもの

2025年10月01日
これからいよいよ本格的なシーズンを迎えます 塩竃ひがしもの 仲卸・八丁武の店頭ケースにあった『鹽竈ひがしもの』 その定義、基準とは? 千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)がぶつかり合う 三陸東沖漁場で鮪延縄船によって漁獲されるメバチマグロであること 塩竈市魚市場に水揚げされ、秋口〜冬場にかけての期限限定であること 天然もので、冷凍保存を施さない生のメバチマグロであること 「鮮度」「色つや」「脂のり」「うまみ」などを兼ね揃えたもので 塩竃の仲買人として誇りと確信をもって 提供できるものであること。 以上の条件を満たした 40kg以上のメバチマグロが三陸塩竈ひがしものと認定されます。  

続きを読む

夏から秋が旬の魚達

2025年09月30日
旬が夏から秋の魚を集めてみました。 大分から チョウチョウウオ 血合いが赤く、刺身としても美しいとのこと 何より秋の個体には脂がのっていて実に美味しいとされています。 そして横須賀・佐島からシイラ おでこの出ているのはオス、丸みを帯びているのはメスでございます。 旬のカテゴリーには入りませんが、 あまり見かけない奴たちです 香川から沖縄のソウルフィツシュ・グルクン 本名タカサゴ 同じく香川から アカサバ、本名 ハチビキ こちらの旬は4月~8月

続きを読む

豊後水道からも

2025年09月29日
今朝も さんまの 山、また山でございました。 いったいいつまで獲れるのか? 自然はまったく予測不可能! 方や週明けのセリ場には 豊後水道からの魚達の一群も見受けましたよ! いわゆるポピュラーな奴から すこしばかり変わり種まで このところ、いい魚を送ってくれております。

続きを読む

嬉しい異変が続く!

2025年09月26日
なんとも嬉しい さんまの異変 その後を追うように 大平洋岸のスルメイカにも異変が起きている。 今期は八戸港や三沢漁港で 前年比6~8倍の漁獲量になるなど早くも当初枠に迫る好漁が続いていた。 不漁傾向だったスルメイカの資源量増加について 「黒潮大蛇行」の終息を指摘する声が上がるが、 専門家によると科学的根拠に基づく背景は明らかになっていない。 寿命が1年とされるスルメイカは、 漁獲や捕食されずに成熟した親魚の数が翌年の資源となる産卵数、幼生数を左右する。 水産庁は今回のTAC変更に当たり、 水産研究・教育機構が示した三陸沖の漁獲状況のほか、 資源再建計画などに基づき漁獲予測値を算出しており 資源…

続きを読む

Page Top
language