魚市場ブログ
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なんじゃろ?
2025年05月15日
横浜丸魚のセリ場で発見! 「たらこ」かな?と手にもって眺めてみたら なにかの魚卵、筋子 その場に担当者がいなかったので、しばし徘徊 そして姿を発見し、若き女子社員に聞いてみたら なんと「時知らず」の筋子です、と明確に。 時鮭は魚体が若いため抱えている卵はまだ未成熟で粒が小さいのが特徴です。 この未成熟卵を船上で塩漬けにしたものが時鮭の塩筋子で、 そのほとんどが地元の人々で消費される隠れた北海道の特産物です。 時鮭の筋子は通常の秋鮭筋子とは違って 粒は小くて独特の旨みがあり、ぷちぷちと弾力のある食感があります。 ググってみたら、こんな記事がありました。
連日の平塚
2025年05月13日
午前0時から3時くらいに沖合の定置網に入った魚を 日海丸、川長丸の漁船がそれぞれの網に捕りに行き 平塚漁港に水揚げ、選別をして横浜市場にもってきてくれる。 今朝も6時すこし前に 日海丸分 手前が川長丸分 メインは鯵、 それぞれ活魚も 他には 明日は休市のため、魚が少ない今日でしたが 毎日の入荷は、賑わいを生んでくれます。
ゴジラエビ
2025年05月12日
横浜魚類のセリ場にこのいかつい海老 北海道の道北、日本海に面した羽幌港から 市場では「ゴジラエビ」と呼んでますが、 本名は「イバラモエビ」 味ではエビの大様という評価が日本海の漁師の間にはある隠れた高級エビ。 入荷の多いのはまさに春から初夏のただいまでござります。
富山名物
2025年05月10日
富山から 名物「シロエビ」 漁期は4月~11月 特に4~5月、8~9月頃が最盛期とされています。 富山県特有の「あいがめ」と呼ばれる海底谷付近 水深約 150~300mに生息します。 シロエビ漁が成り立つのは富山県のみです。 富山県水産研究所によると、 去年1年間のシロエビの漁獲量は193トンと平年の37%にとどまり、 記録が残る1985年以降で過去最少となっていて、 能登半島地震による海底地すべりの影響が指摘されています。 漁協などによりますと、 新湊漁港の4月1日の水揚げはおよそ3.8トンと、 例年の初日と比べて大漁で、 不漁だった去年4月 1か月分を上回ったさい先のいいスタートとなったそ…
桜鯛
2025年05月09日
このところセリ場では日本各地からの鯛をよく見かけます、 今朝も綺麗で立派な鯛が銚子から入荷をしていました。 そして、この時期の真鯛を「桜鯛 」と呼びます。 ※ 注釈 春の風物詩のひとつである桜鯛は、 3月~6月頃に水揚げされた真鯛のことです。 夏に産卵期を迎える真鯛はこの時期になると体の色が赤色からピンク色に変わります。 オスは顔のまわりに白い斑点が現れるのが特徴。 桜に似た淡い色や、 斑点模様が桜の花びらのように見えることから桜鯛と呼ばれています。 産卵前ですので脂が程よく乗っていていますよ。 カタカナのサクラダイは別の魚ですのであしからず。
今週末と来月のイベント案内
2025年05月08日
今週末は横浜中央卸売売場の隣接地 山内ふ頭でイベントがあります。 開催日 5月10日(土)11日(日) 開催時間 10:00~16:00 タウンニュースにも記事が載っていました。 続いては6月14日(土)の案内です。 5月中の応募締め切りになっていますのでよろしく。
顎が飛び出るほど美味い!?トビウオの季節、到来です!
2025年05月07日
「顎が飛び出るほど美味い」とまで言われる、あの魚――そう、「飛ぶ魚」と書いてトビウオの季節がやってきました! 海からビューンと飛び出して空を滑空する、ちょっとユニークな魚。でもその魅力は、飛ぶ姿だけじゃありません。 5月は、南の海から本格的に水揚げが始まる“旬入り”の時期。さっぱりとした味わいの中にしっかり旨味があって、刺身や塩焼き、すり身汁でも大活躍の一匹です。 この時期のトビウオは、脂は控えめでさっぱり。でも旨味がしっかりしていて、身も引き締まってておいしいんです。 おすすめはやっぱり… お刺身:コリコリの歯ごたえが◎ 塩焼き:皮目をパリッと焼くと香ばしさ倍増! すり身汁:だしがよく出て、…
追っ駈け!
2025年05月07日
横浜中央市場には他市場にない『追っ駈け』というセリが存在をします。 もっぱら平塚、大磯の湘南の海からですが、 それぞれ沖合の定置網に入った魚を24:00~3:00位に捕りに行き、 漁港に戻って選別そして出荷という手順ですね。 通常の鮮魚のセリは4:30~ですので、それ以降に来るいわゆる「朝どれ」を 「追っ駈け」と呼んでいます。 この時期は鎌倉や逗子のアオリイカも入荷をしてきます。 今朝はそこそこの漁があったらしく、 おそらく選別、仕分けに手間取ったのか6:30に入荷をしていました。 鯵、鯖、カマスなどに混じって麦イカも 早速セリにかけられました。
大変身
2025年05月04日
中国産のウナギ蒲焼 御覧の様にタレが塗られて販売をされてます。 これを持って団地に販売にいったところ このタレを洗い流し、 山椒も付いている小袋になっているタレをつけると めちゃくちゃおいしいのよ! そう教えてくれたお客さんがいました。 自分でも早速実行に移しましたところ ① たれを流水で綺麗に洗い流す ② 水けを取り除く ③ グリルあるいはオーブントースターで軽く炙る ④ 皿に移し、小袋のタレをかけ、山椒を降る とにかく一度お試しあれ、 国産顔負け、いや下手するとそれ以上の味わいに変身いたします。
10年育った味。毛蟹の重みを感じた朝
2025年05月02日
市場の朝は毎回いろんな発見があるけれど、今日は久しぶりに「これはすごい」と思わされる毛蟹に出会った。仲卸の横浜三栄さんの店舗前に並んでいた一杯で、見た瞬間に思わず足が止まった。 写真を撮ってみたものの、正直この迫力はなかなか伝わらない。毛蟹といえば一般的には400〜700g前後が多く、1キロ級になるとぐっと数が減ってくる。このサイズになると殻の厚みも違うし、なにより甲羅の幅と脚の太さが別物。持ったときの重みも、見た目以上にずっしりしていて、「これは中身詰まってるな」という確信が持てるレベルだった。 味噌もたっぷり詰まってそうだし、茹でたらどんな香りがするのか、想像するだけでよだれが出そうになる…


