魚市場ブログ
お魚ニュース
初めて見ました!
2025年11月23日
仲卸・丸勇さんで発見しました! 愛知から来ていたトリガイに似たこの貝 笊貝というのだそうです。 漁獲量は少なく おそらくこれも愛知県幡豆郡一色町で エビを対象とする底引き網にかかったのかと。 主に食べるのは足の部分で形はトリガイと同じ、 色合いがオレンジ色なのが違っている点。 これを開いて湯引きする、 身の色は黄色くところどころオレンジが浮かぶが茹でるといっそう鮮やかになる。 生でもいいのであるが茹でると甘みが増す。 味わいは甘みがあり、歯ごたえがほどよく、貝のなかではもっとも美味なもの。 ここ10年以上見たことのない貝でした 次はいつ見られるのかしら。
まだ獲れてる
2025年11月22日
北海道から東北に漁が移った今年のサンマ 今朝も岩手の大船渡から来てました。 価格の方も、かなりリーズナブル ググってみたら 2024年は10月末時点で4,463トン、 11月末時点では7,136トンと2019年以降の最高を記録しました。 今年は 10月末までの水揚げ量は5,762トンとなり、2021年以降最高 11月もこうして獲れてますからほぼ記録更新間違いなし。 でも東北ではここ大船渡が漁の大半を占めているようです。 スルメイカも豊漁で小型船は2回の増枠を超え休漁中ですが 今朝も青森の定置網に入ってのが入荷をしていました。 自然というものは全く予測不能でございます。  …
いよいよ本番!
2025年11月21日
今朝の鮪のセリ場です。 一番奥に置かれている塩竃48㎏が やたら小さく見えますね それもそのはず手間から2番目は188.1㎏ しかも3本は青森・大間、延縄の鮪 いよいよ歳末恒例の大間 そして豊洲・年始の初ぜり!
超ビッグ
2025年11月16日
仲卸・三栄 もっぱら飲食店に魚を卸す仲卸さんです。 昨日はこの店の店頭で 御覧の超巨大なキスに遭遇 横須賀から入荷でございました。 私の知る限り、いままでで一番大きいサイズだと思います。 多分この魚の最大値だと思いますね。 近年大幅にその漁獲を減らしていて 今や高級魚となっています。 旬としては春から夏といわれております。
オレンジ色の憎い奴
2025年11月13日
『オレンジ色の憎い奴』が キャッチフレーズだった夕刊フジでしたが そんなコピーをつけるにふさわしい商材が このところ続々入荷をしてきてます。 今朝も 兵庫から 大阪湾から カラスミにするのは結構な手間暇がかかりますが それぞれのお店が、 それぞれの味づくりにこれから精を出すことでしょう。 そうそう今朝も平塚から朝どれが届いていましたが 日海丸さんだけ 川長さん、あくまでも噂ですが 漁具が壊れて漁ができないらしい 一刻も早く復帰をしてもらいたいものです。
マンボーの腸
2025年11月12日
人間という生き物はとにかく何でも食べますよね 水産関係でいえばおそらく日本人がいろいろ食べてるかも 何せ純粋に魚を生で食べるのは、 世界広しといえども日本人だけじゃないでしょうか。 さて仲卸・八丁平さんの店頭に並んでいたこれっ 牛のミノに似たコリコリとした食感で、 天ぷら、塩焼き、煮込み、和え物など、 さまざまな料理で食べられます。 一般的には下処理として下茹でをし、 酢味噌やポン酢で和えたり、 塩こしょうなどで焼いたりする食べ方がおすすめです。 こんな説明があるものですが そう、なんとこれはマンボーの腸なんでございます。
ハゼ入荷!
2025年11月11日
仲卸・三栄で発見!ハゼでございます。 宮城からだそうです。 世界で2,000種以上、 日本でも600種以上が確認されており、 海岸の浅瀬、河口、汽水域、淡水域など、さまざまな環境に適応している。 腹びれが吸盤のようになっていることが多く、 石や壁に貼りつくことができます。 落ちハゼ 秋から冬にかけて水温の低下とともに深場に移動した、 冬場の大型ハゼを指します。 この時期は、夏場のハゼとは異なり、 サイズが大きく(15cm超~20cm近く)、 脂がのって美味になるため、高級魚としても扱われます。 60年前位は十分に大きなマハゼが 市場の前を流れる帷子川でも、沢山釣れたものですが。
只今北上中
2025年11月10日
茨城県以南が生息域とされていた伊勢海老ですが 福島、宮城、岩手と順次を北上を続け、 近々、北海道にも進出を果たしそうな気配ですね。 ところでスルメイカの方も気になるところ 近年記録的な不漁が続いていて、 2000年に約30万トンだった漁獲量は、 24年度には1.8万トンと9割以上も減少しています。 しかしながら今年は黒潮大蛇行が終息をした影響なのか 一転して豊漁に転じ、11月5日 全体の漁獲枠を現在の2万5800トンから2万7600トンに引き上げるとともに、 停止命令が出ている小型イカ釣り船の枠については 4900トンから5757トンに引き上げる方針を示しました。 ところが 10月時点での小型…
風物詩到着
2025年11月08日
マツバガニ 初物です! そしてセコガニ 鳥取・島根・兵庫・京都・福井の日本海側で水揚げされた 「松葉ガニのメス」です。 水揚げされる産地によって 「香箱ガニ」「セイコガニ」「こっぺガニ」などの 「産地ブランド名」が付けられています。 山陰地方では主に「親ガニ」の名前として有名です。 小さいながらも大人気の訳は 殻の内、外、両方の卵がたっぷりあるからなんですね。 「内子」 体内にある未成熟の卵のことです。 濃厚な味はよく熟成されたチーズのようだと例えられたりします。 「外子」 体外に飛び出してる産卵直前の成熟した卵のことで、 プチプチとした食感が大変好まれています。 11月と12月の2ヶ月間しか…


