魚市場ブログ

お魚ニュース

ヤガラさん

2025年09月15日
笊に乗せられたトランペットのような魚 大分県、豊後水道で獲れたヤガラでございます。 たまさか訪ねた横浜関内の鮨店、 目の前でそいつをおろしてくれましたが けっこう捌きに手間取ってましたね、 それというのも、骨が三角形でスパッといかない。 でどんな風になって出てくるのだろうって思っていたら 奥に隠れて見ずらいですが 焼き物となって出てまいりました。 脂こそ薄いものの、 店主曰く、味わい滋味深くて、 焼き物にしたら最高の魚のひとつであると。 そんな講釈を聞いて 口に入れてみましたら、なるほど納得!でございましたです。

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工夫して

2025年09月14日
嬉しい誤算の今年のサンマ漁 とにかく豊漁でございます、 昨日もセリ場からあふれているシーン しかも型も大きく! そしてお手頃な価格 さんま大好きでよく焼いて食べる方は そろそろ飽きが・・・・ そんなときは食べ方を変えて ちょいとおしゃれにカルパッチョ あとは甘酢でしめて、表面を炙って押しずしなんて いろいろ工夫して 想定外の秋の味覚を楽しんでください。

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いよいよ秋です!

2025年09月13日
卸のセリ場 仲卸売場 ふと眺めれば いつの間にやら、秋が来ています。 流石の猛暑、酷暑もどこかに行って 気温の方も今朝は一段の低下といったところ。 嬉しい誤算(笑)は サンマの豊漁や 福島からの天婦羅最高のこの魚 めごち 別名 ねずっぽ 7年に及んだ黒潮大蛇行が終息をしたおけげでしょうか? 自然界のことは、 とにかく全くの予測不能ではありますね。 どうか今後も、嬉しい誤算が続きますように。  

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売り先あるの?

2025年09月12日
他の魚をしり目に 今日も絶好調のっさんまの入荷! セリ場も 置ききれないで外にも 仲卸売り場にも あふれておりまする。

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24時間休漁

2025年09月06日
自然のことは全く予想がつかない 今期のサンマ漁、なんととれ過ぎで、漁を一時中断をするらしい。 サンマの大豊漁により、 北海道根室の花咲港で 水揚げがパンク状態となったため、 全国さんま棒受網漁業協同組合は 9月4日に漁業制限(24時間休漁)を発令しました。 これは2012年以来13年ぶりの発動で、 不漁が続いていた近年の状況とは対照的に、 人手や資材の不足、処理能力を超えた水揚げが原因です。 とネットにあがっていました。 めずらしく嬉しいニュースではあります。 セリ場も 仲卸の店頭も 台風一過の今朝ですが まさに、さんまだらけ!でございます。

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判別方法

2025年09月05日
こんな毛ガニを見つけました! 甲羅に、足に、フジツボが付着をしている、 フジツボ付、調べてみると ※ 動かないで海底にじっとしているから ※ 脱皮してかなりの時間がたっているから 等がその理由で 故に身がしっかり入っている個体の証とされるみたい かたや、外見が綺麗な方がやはり旨い なんていう人もいる。 どちらが正しいのか、 買って食べてみるしか、答えはないかも。

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問題児

2025年09月03日
お約束の平塚の朝どれの中に 問題児が混ざっていました。 冬場には低水温で活動が鈍るか、あるいは死滅していたが、 このところに温暖化で 冬場でも元気に泳ぎ回り、クロダイ同様 その時期の大切な資源である海苔を食べてしまう そんな厄介者になっています。 また鰭に毒も持つことから いわば害魚扱い、 そんな魚ですが、意外にも市場の目利きが これを狙ってセリ落としていました。 その店にお邪魔をすると、もう受け渡した後でその姿はなく 「誰に売ったのよ?」と聞くと、「秘密、教えな~い!」との答え 何やら特別の価値があるようでした、知りたいですねその価値を。  

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バナメイ陸上養殖

2025年08月29日
エビの国内養殖は輸入量の1/10らしい、 資源確保の観点からも、国内の陸上養殖の計画が各地で始まっている 27日は筑波大学の名誉教授がシステム開発をした バナメイエビの養殖現場をつくばに訪ねた 周囲はこんな景色 130㎡のビニールハウスに径6mのプールが 稚魚を青森から買い付け、2ヶ月かけてこの大きさに これがそのシステム 26年夏には韓国の日本法人が三重の尾鷲に 年間600トンの生産量を誇る養殖場を稼働させるらしい。

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トドのつまり

2025年08月26日
大阪湾から大量入荷の山 近づいてみるとボラでした ボラ、実は成長魚でして 幼魚をおぼこといひ、お次はえふな、2歳のものをいな、 3歳をすばしり 4歳以上をぼらと呼び、10歳以上をとどと呼びます。 「とどのつまり」結局は、最終的には、いきつくところは そんな意味でつかわれるこの言葉、実はここから来ているんですよ。 卵は御存知「カラスミ」になり、かなりの高値で取引がなされます。 汽水の汚れてところで悠々と泳いでいる姿を見ると とても食べる気にはなりませんが、 どっこい親の方も獲れる場所、時期、食べ方次第では 本鮪以上の極上に変身を致します。 固定観念をすてて、市場の目利き、通人に この魚を選んでみ…

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乱高下

2025年08月25日
超高値から一転! 嬉しい大幅下落となったさんまさんでしたが あれっ?少し値を戻しましたね。 今朝のセリ場もさんまだらけでございました。 仲卸各店も、さんまをここぞとばかりに店頭に 少し値を戻しましたが 型もよく、脂も申し分ない久々の当たり年の様相です、 個人的にはそんなに大きくなくてもいいから 食べごろが末端小売300円台ならばと思ってますけど。

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